フルーツ飴は、飴部分のパリパリ感と、果物のフレッシュ感のハーモニーがたまりませんよね。
でも、お家で作ると、飴の部分がパリパリに固まらない、砂糖が固まらず水飴状のまま…というように、上手くいかないこともあるようです。
そこで、屋台で食べるフルーツ飴のように、お家でもフルーツ飴をパリパリに仕上げる方法をご紹介します!
また、フルーツ飴がパリパリにならない原因や、出来上がってから水分が出てきてしまう際の対処法も探っていくので、お家でフルーツ飴を作っても上手くできなかったという方は、ぜひ参考にして頂けたらと思います。
飴がベタベタに…フルーツ飴をパリパリにするコツ
①砂糖を煮詰める時間を長めにする
飴が上手く固まらず、水飴状のドロドロした状態になってしまう最大の原因は、煮詰める時間が足りないことです!
動画サイトやアプリなどのレシピを見ていると、沸騰してすぐの飴をフルーツに絡ませているようにも見えます。
ですが、沸騰してから5~10分程度は様子を見て、飴色になるまでしっかりと煮詰めて下さい。
飴が焦げ付いてしまうのでは…という心配はよくわかりますが、ここはぐっと我慢です。飴を信じましょう。
②煮詰めている間は混ぜない!
飴を煮詰めている間、焦げ付いてしまうのではと心配になり、飴をぐるぐると混ぜてしまう方も多いのではないでしょうか。
ここもぐっと我慢して、飴色になるまで辛抱強く待ってください。
飴をかき混ぜてしまうと、温度が下がり上手く固まりません。
また、出来上がった飴にも気泡が入り、コーティングがツヤツヤに仕上がらなくなってしまいます。
③ 水分は少なめにする
砂糖に対して、水分の量は多くないですか?
レシピに記載されている水の量より気持ち少なめにする方が、失敗は減ります。
また、一気に砂糖と水を火にかけるのではなく、少しずつ水を足していき、飴の固まり具合を見ながら調整するといいですね。
飴にとって、水分は大敵ということが分かってきましたね(*^-^*)
水分があると飴は溶けてしまうため、飴を絡ませる前に、果物についている水分もし
っかりと拭き取っておいて下さいね。
また、出来上がったフルーツ飴を保管する場合は、ラップをして冷蔵庫で保存すると、
パリパリ感が長持ちします。
ただ、普通のキャンディと違って日持ちはしませんし、保存することによって果物の食
感も失われてしまうので、できる限り早めに食べるようにしましょう。
フルーツ飴に向いている果物・向いていない果物
屋台に並んでいるフルーツ飴と言えば、りんごやいちご、みかんなど様々な果物が使われていますよね。
フルーツ飴に向いている果物と、逆に向いていない果物ってあるのでしょうか…?
調べてみると、りんごやいちごはもちろん、ぶどう、キウイ、パイナップル…ありとあらゆる果物が、フルーツ飴の中身になっていました。
生の果物だけではなくて、ドライフルーツやフルーツの缶詰でも作れちゃいます。
果物だけにとどまらず、トマトやポテトチップスなど、思い思いの食べ物をフルーツ飴にしている方も!(もはやフルーツ飴とは呼べませんね…)
フルーツ飴に向いていないという果物は特に見つかりませんでしたが、強いて言うならば、バナナはあまり飴に合わないようです。
チョコバナナの印象があって美味しそうだなと思ったのですが、柔らかいバナナと硬い飴の食感がアンバランスなのかも知れませんね。
失敗したフルーツ飴をリカバリーする方法やリメイク術
さて、ここまでは、フルーツ飴を上手に作るコツを中心にご紹介してきました。
しかし、そうは言っても人間ですから、失敗する時もありますよね。
ここからは、失敗してしまったフルーツ飴のリカバリー策と、フルーツ飴のリメイク術をご紹介したいと思います!
フルーツ飴のリカバリー術
飴がしっかり固まらずに水飴状になったり、作ってから時間が経って飴が溶けてしまったり…残念ですが、フルーツに飴を絡ませてしまった後では、もうパリパリの飴に戻すことはできません。
中の果物が傷まないように冷蔵庫で保存して、できるだけ早く食べてしまうか、次にご紹介するリメイク術を試してみて下さいね!
フルーツ飴のリメイク術
・凍ったまま紅茶に入れる
・水を加えて電子レンジでチンしてシロップにする
・牛乳に溶かしてフルーツ牛乳にする
・牛乳と混ぜて冷凍庫で固めてアイスにする
・煮詰めてジャムにする
・砕いてクッキーに乗せてステンドグラス風クッキーにする
ざっとあげただけでも、こんなにたくさんのアレンジがあります。
凍ったまま紅茶に入れるだけなら、面倒くさがりの私にでもできそうです…。
お砂糖の代わりにもなって、すごく美味しそうですよね!
まとめ
今はお家でも簡単に作れてしまうフルーツ飴。
フルーツ飴を自宅で作る際のポイントや、失敗した時のリメイク方法などをご紹介しました。
手作りのフルーツ飴は、飴部分に着色料が入っておらず、果物に飴を絡ませているだけなので、健康的なおやつとも言えますよね。
現在は、外出自粛でお家時間が増えたため、フルーツ飴を手作りする人もたくさんいるのかも知れませんね。
お家時間をどう過ごすか困っている方、お子さんと一緒にお菓子作りをしたい方などに、少しでも参考にして頂けたら嬉しいです。