今年の夏はとても暑かったので、保冷剤を使用する機会が多かったのではないでしょうか。食べ物を冷やしたり、熱中症対策に使ったりとっても万能アイテムですよね。
そんな万能アイテムの保冷剤ですが、種類は2種類あり、ビニールに入ったソフトタイプの物と、プラスチックのケースに入っているタハードイプの物があります。
保冷剤の中身ってとっても気になりますよね…ジェルのような感じ。
今回は、保冷剤の捨て方について、その気になる保冷剤の液体は何なのか、にも触れながらお伝えしますね★
保冷剤の液体は何なのか
保冷剤のあの不思議な液体について皆さんは知っていますか?
ソフトタイプの保冷剤、袋を触るとプニプニした感触でよく子供の頃、あの中身が確認したくて袋を破きたい衝動にかられました。
保冷剤の液体の正体は、98%水です!
残りの2%は高吸水性ポリマーといって紙おむつなどに使われている水をジェル状に固める成分です。
成分がほとんど水なら、捨てる時そのまま排水溝に流してしまえばいいのでは?と思いたくなりますよね。けれどそれはNGですよ~~~!
ではどうやって捨てれば良いのか、保冷剤の中身の捨て方について見ていきましょう。
中身はどうやって捨てればいい?
主成分は水で液体の保冷剤の中身。
一見流しに捨てても良さそうな気がしますが…それ、やってはいけません。
そのまま流してしまうと、液体でも水を固める成分、高吸水性ポリマーが入っているので排水溝が大変な事になってしまいます。
高吸水性ポリマーは紙おむつと同じ成分なので、ゴミの分別としては可燃ごみになります。
管理人も子供の紙おむつは生ゴミと一緒に、燃えるゴミの日に出していますよ☆
ハードタイプの保冷剤のケースはなにゴミ?
ハードタイプの物はケースがプラスチックなります。
保冷剤はすべて可燃ゴミへ!というパターンもありますが、プラスチック容器は、地域によって分別方法や捨て方が異なってきます。
住んでいる地域のホームページなので確認して、正しく処分しましょう♪
ジェルタイプ(ソフトタイプの保冷剤)の捨て方は?
ジェルタイプ(ソフトタイプ)の保冷剤は、ビニールのような袋に入っていることが多いです。
袋はポリエチレンフィルムを使用している物が多く、その他にはナイロン不織布などを使用している物もあります。
どちらも燃えるゴミに出せますので、袋のまま可燃ゴミの日に一緒に捨ててしまって大丈夫です◎
破れているものを捨てる際に気をつけること
袋が破れてしまっているソフトタイプの保冷剤は取り扱いに注意してください。
中身は98%水とはいえど、高吸水性ポリマーが使用されています。
もし誤飲などした場合は、体内の水分を吸収して固まってしまい喉を詰まらせてしまう危険があります。
また古い保冷剤にはエチレングリコールという成分が含まれていて、間違って食べてしまうと中毒を引き起こします。
ほんのり甘味があるそうでペットや赤ちゃん、小さい子供さんが誤って口に入れてしまう可能性もあります。
どちらも非常に危険で死亡事故を引き起こしてしまう可能性がありますので、破れているor破れそうな保冷剤はすぐに処分しましょう。
いらなくなった保冷剤の活用法
お店などで貰う保冷剤ってどんどん溜まってきてしまいますよね。
不要になれば捨ててしまいたいところですが…保冷剤の中身が再利用出来るって知っていますか?
実は意外なことに再利用出来るので、これからいくつか紹介していきます。
消臭剤として
保冷剤の液体である高吸水性ポリマーの表面には、凸凹部分があります。
この凸凹がなんと気になる臭いを吸収してくれる役割があるのです!空き瓶などに保冷剤の中身を入れて消臭剤として再利用しちゃいましょう♪
保冷剤が芳香剤になる!
消臭剤と同じ要領で、中に入っているジェル状の液体を空き瓶などに出しましょう。
そこへお好みのアロマオイルや香水などを数滴垂らしてみてください。保冷剤の中身が芳香剤になります。
また、絵の具などで色づけするとカラフルでお洒落なオリジナルの芳香剤を作ることも可能です。インテリアの代わりにもなるのでオススメですよ♪
掃除アイテム
保冷剤の中身、高吸水性ポリマーの凸凹は嫌な臭いも吸収してくれますが、その凸凹で汚れも落とせるのです!
キッチンの蛇口や洗面所の水垢なども綺麗に落とせるようですので、ぜひ試してみて下さいね♪
まとめ
今回は身近にある、特に夏場に使用する事が多い保冷剤についてまとめました。
冷凍庫にいっぱい入っている保冷剤、ただ捨てるだけじゃ勿体ないですよね。
気をつけて安全に使用すればとても便利に、また再利用も出来るアイテムなので、正しい使用方法で扱いましょう♪
最後までご拝読いただき、ありがとうございました。