おがくずが原料で、乾くと木になるふしぎな粘土があることをご存じでしょうか?
東京都の鉛筆工場 北星鉛筆株式会社では、
鉛筆を製造する工程で発生するおがくずをリサイクルして、いろいろな製品を開発しています。
その一つが、おがくず粘土「もくねんさん」です。
今回の記事では、環境にもやさしいエコな粘土「もくねんさん」はどこで買えるか?について、また、もくねんさんの使い方についても触れながら、まとめています。
もくねんさんはどこで売ってるの?
鉛筆の削りカスを再利用した粘土「もくねんさん」は楽天、amazonなどのネットショッピングサイトで購入することができます。
粘土約300gが300円前後で販売されています。
もちろん、北星鉛筆株式会社のホームページからでも購入できます。
北星鉛筆株式会社オンラインショップ
公式ホームページからの購入の場合、
1,050円以下のお買い物は代引き手数料がかかります。
(送料は地域により400円~800円程度。3,150円以上のお買い物で送料無料です)
実店舗では
・東急ハンズ
・ユザワヤなどの手芸店
・画材店
・文具店
などでの取り扱いがあるようです。
ただ、実際には「お目にかかりにくい」という声もありますので、店舗へ問い合わせてからの方がいいですね。
確実に購入するなら、やはりネットショップでしょうか。
もくねんさんはエコなおがくず粘土
もくねんさんは、東京都葛飾区の鉛筆工場「北星鉛筆株式会社」が製造・販売しているおがくず粘土です。
#北星鉛筆 では、鉛筆製造で出る廃材おがくずを利用したクラフト材料も。おがくず粘土の「もくねんさん」、和菓子作りみたいな「ねんどがた」、木材の質感を出せる塗料「ウッドペイント」。
DIYで家具や小物に塗るのも良さそう。
展示してある粘土作品がハイクオリティ。すごい…‼️#ISOT pic.twitter.com/D2trpL2QxO— 柊えん◼藤川研究室 (@hiragien) June 28, 2019
鉛筆を作る過程で大量に発生するおがくずをリサイクルしています。
おがくずが主な原料なので、乾燥すると木になるという、なんともエコな粘土♪
木ですから、燃えるゴミで処分できます。
自然の力で土に還るものなので、環境にも優しいんです。
使い方も簡単で、ベタつきもないのだとか。
テーブルも汚れることなく、後片付けも楽ちんですね。
ただ、普通の紙粘土と比べると少し硬めで、小さい子ですと成形が難しいかもしれません。
乾燥すると木のような風合いになります。木なので軽くで丈夫。切ったり削ったり、穴をあけたりと加工することもできるんですよ。
グリップのパテ盛りに使えそうな、乾くと木になるという粘土「もくねんさん」と言うのを先日たまたま見つけたので実験。
手にベトついたりは一切ないので扱いやすい。乾燥すると10%くらい縮む。木材への接着性も良し。
あと、めっちゃ鉛筆の匂いする! pic.twitter.com/5uBNTzGtiO
— tkohga (@tkohga) April 16, 2020
もくねんさんの強度はどれくらい?
もくねんさんは乾くと、軽石と同じかちょっと軽いくらいになります。
また、彫刻刀で削ることが出来る程度の固さになります(木ですからね)
より細かい部分がリアルに作れそうですよね。紙粘土よりも耐久性があり、作品を長くおいておくのに向いていると思います。
ちょっとした補修にパテ代わりに使ってみても良い感じに仕上がった、という口コミもありました。
切る・削る・穴あけ・ビス止め・接着など加工が可能となっているので、いろいろなものが作れそうでワクワクですね♪もちろん、色を付けたりもできます。
もくねんさんの乾燥時間はどれくらい必要か
もくねんさんの乾燥時間ですが、季節や大きさにより2~3日、長いと一週間ほどかかるようです。
赤ちゃんの握りこぶしくらいに丸めたもの(直径5センチ程度?)が完全に乾くまで、5日間ほどかかります。
乾いた風を当てると早く乾きます。
乾かす際は、布の上において、日陰で乾燥させるのが◎
※紙の上で乾燥させると、乾燥した際紙がはがれなくなるので、布がベストです。
1日おきにひっくり返して、裏も乾かしましょう。
もくねんさんはどこに売ってる?まとめ
おがくず粘土「もくねんさん」は製造会社である北星鉛筆のオンラインショップからはもちろん、
楽天・アマゾンなどのECサイトから購入できます。
もくねんさんは
廃棄予定の鉛筆の削りカスをリサイクルしてできた粘土で、自然に還るし、とってもエコなんですよ(*^-^*)
体に害のない原料を使用しているので、小さなお子様にも安心ですよね。
子供の夏休みの工作など、課題作りに使用するのもいいカモ♪と個人的には思いました。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。