おせち料理に使ったり、煮物に入れたりとなにかと大活躍してくれる干し椎茸。
料理に使うとダシが出てより深みを持たせてくれますよね。
買ったはいいものの、そのまま放置して忘れていた…なんてことありませんか?
・賞味期限がきれているけど未開封だし、乾物だから長期保存できるとはず!・・・けど使える?
・開封後の保存方法に自信がない。
・使ってみたいけど、量が多すぎて使い切れるか心配。
などなど、主婦の疑問に応えました。
保存方法を間違えず、正しく保存することで長く保管することが可能です。
せっかく買った干し椎茸を無駄にしないようにしましょう!
未開封だけど賞味期限切れの干し椎茸が!これって食べられる?
メーカーで決めている賞味期限は短めに設定されています。そのため、賞味期限切れの干し椎茸でも食べられないことはありません。
但し、品質の保証はできません。
メーカーで設定されている賞味期限内であれば美味しく食べられるとうお墨付きですが、期限がきれてしまうとメーカーは保証出来ないということです。
食べられるけど自己責任になるということを頭に入れておいてください。
自己責任とはいえども、健康を害してしまう可能性も出てきますので
・椎茸にカビが生えている
・虫が湧いている
などの変化があれば破棄する方が賢明です。
また、笠の裏が緑色に変色していることもあります。ぜひ確認してみてください。
緑色に変化していると、腐っているというよりも劣化している合図です。
食べる分には問題ありませんが味や風味が落ちてしまっています。
時間と共に味や風味が落ちるのは、どんな食品にもあり、仕方のないことです。
気になる人は買い替えをし、早めに使い切るようにしましょう。
開封後の賞味期限について
商品によって異なりますが、基本的には開封後1ヶ月くらいが推奨されています。
未開封同様にカビが生えたり、虫がわいたりしてしまうと食べられませんが、上手に保存すると問題なく長期保存できます。
JASという品質管理のルールにより、包装袋に明記しないといけないものがあるんですね。
その中に保存の仕方が書いてあります。
干し椎茸に問わず、食品で開封後どうしたらいいかわからないときには参考にするのもいいと思います。
少し手間ですが、開封したタイミングで開封日を書いておくのがおすすめですよ(*^^*)
こうすることで早めに使おうという意識が生まれ、いつ開けたか思い出せないというリスクも回避できます。
ひと工夫することでフードロス削減にも繋がり、メリットがたくさんあります。
商品によっては、開封後早めにお食べください等の記載があるため、その場合は従ってくださいね。
賞味期限・消費期限の記載
加工品には賞味期限又は、消費期限の表示の義務づけがあるため記載されているはずです。
干し椎茸は傷みやすい食品ではないため、賞味期限が書かれていると思います。
包装袋の賞味期限の欄を確認してみましょう。
ちなみに、賞味期限と消費期限の違いですが、賞味期限は「美味しく食べられる期間」のことです。
保存可能期間が5日を超えるものに記されていることが多いです。
消費期限は「安心して食べられる期間」のことです。保存のきかない食品に書かれています。
どちらも未開封で表記されている保存方法で保管していた時に適用される期限です。
開封後の食材は早めに使い切ったり、食べ切ったりしましょう
開封後の干し椎茸の保存方法
しっかりと密閉し湿気の少ない冷蔵庫等の冷暗所で保存するようにしてください。
乾燥剤を入れておくとより長く保存が出来ます。干し椎茸は、乾燥させているため、湿気は好みません。
カビは生えていないけど、湿気てきてしまった!という場合でも捨てるのはまだ早いです。
湿気てしまった干し椎茸は、天気の良い日に2~3時間天日干ししましょう。太陽の光を浴びることで、ビタミンDが合成され栄養価が上がります。
湿気ている状態も元に戻るので一石二鳥ですよ!
そしてこれは、湿気ていない干し椎茸にも効果があります。
基本的に、機械を使って乾燥させていることが多いためです。
日光に当てることでビタミンDを合成させることができるので使う前に天日干ししてみてください。ビタミンDは骨と免疫に働きかけてくれます。
具体的には、カルシウムの吸収を助けてくれたり、インフルエンザの予防をしてくれたりと、注目されています。
まとめ
干し椎茸の保存は密封して冷暗所で保存!というポイントをまず抑えれば、長く保存できるということを理解してもらえたと思います。
普段、躊躇して干し椎茸を使ってこなかったという人にも簡単に長期保存してもらえると思います。
これを機会にぜひ購入してみてください。
正しく保存すると味や風味が感じられるため、毎回の料理も楽しくなること間違いなしです♪