コーヒーゼリーが固まらない原因は主に、ゼラチンと温度にあります。
ゼリー液の温度が高いうちにゼラチンを入れてしまったり、そもそもゼラチンの量が少なければ
コーヒーゼリーが固まらなくなってしまいます。
せっかく時間をかけて作ったのに、固まらないとガッカリしてしまいますよね・・・
この記事では、
・コーヒーゼリーが固まらない原因
・固めるコツやポイント
・失敗したときのアレンジ術
などを解説しています。
コーヒーゼリーがなかなか上手に作れない人や失敗してしまった人、これから作りたい人もぜひ参考にしてくださいね!
コーヒーゼリーが固まらないのはなぜ? ゼラチンは追加する?
コーヒーゼリーが固まらない原因は、主に下記の通りです。
・まだ固まっていない
・ゼラチンを加熱しすぎた
・ゼラチンの量が少ない
・ゼラチンが混ざっていない
・溶けていない
詳しくみていきましょう!
まだ固まっていない
ゼリーが固まる温度ですが、15℃~20℃だと言われています。
温かいままゼリーを冷蔵庫に入れると、冷え固まるまで時間がかかります。
つまり、取り出したときはまだ固まっていないだけかもしれません!
1日冷蔵庫に入れてみましょう。
もう少し冷やしてみたり、後述する時短法を試してみてはいかがでしょうか。
それでも固まらなかったら、ゼラチンを加熱しすぎたか、量が少ないのかもしれません・・・
ゼラチンを加熱しすぎた
ゼラチンはタンパク質で出来ています。
加熱しすぎたことでこのタンパク質の性質が変化してしまい、固まらなくなってしまうことがあるのです。
ゼリー液を沸騰させた直後にゼラチンを投入すると、固まりにくくなってしまうんです。
私も以前やってしまったことがありました・・・(泣)
もしゼリー液を沸騰させてしまったときには、70℃程度まで冷ましてからゼラチンを入れると良いですよ!
ゼラチンの量が少ない
ゼラチンの適量は他の材料の水分の約2〜3%です。
それより少なくしてしまうと、固まらなくなってしまう場合があります。
ゼラチンの量が原因で固まらなかったときは、もう一度ゼリーを温め、ゼラチンを追加してみましょう!
その際は、沸騰しないように注意してくださいね。
ゼラチンが混ざっていない・溶けていない
ゼラチンがしっかり混ざっていない、または溶けていないと、固まりにくくなってしまいます。
ゼラチンは完全に水に戻すか溶かし、他の材料とよく混ぜてくださいね。
コーヒーゼリーが固まる時間はどれくらいか
ゼリーがしっかり固まる時間は、約2~3時間ほどです。
しかし、温かいままのゼリーを冷蔵庫に入れると、冷え固まるまでにもっと時間がかかる場合もあるかもしれません。
そんなときは、冷蔵庫に入れる前に氷水に浸したりして粗熱を取ってあげると、より短い時間で固めることが出来ます。
冷凍庫に入れてもいいですが、冷やしすぎると凍ってしまうので、適度に固まったら冷蔵庫に移しましょう!
コーヒーゼリーを作るときのポイントやコツ!
コーヒーゼリーを上手く作るポイントは下記の通りです。
・しっかり量を計る
・よく混ぜる
・コーヒーは普段飲むものよりも少し濃いめに作る
まず、分量をしっかり計りましょう。
特にゼラチンの量は失敗の元になりやすいので、他の材料の水分の2~3%になるようにきっちり計りましょう。
また、材料はよく混ぜましょう。
しっかり混ぜないと、これまた固まらない原因になります。
最後に、コーヒーはいつもより少し濃いめに作ると良いでしょう。
他の材料と合わさることでコーヒーが薄まってしまうためです。
濃すぎると今度は苦くなってしまいますから、好みの濃さを探してみてくださいね!
コーヒーゼリー失敗したもののアレンジ術
固まらなくなってしまったゼリーは製氷機に移し、冷凍庫で凍らせてみましょう。
出来た氷をコーヒーに入れることで、薄まらないアイスコーヒーを作ることが出来ます。
また、自家製コーヒーゼリーによくあるのが、想定していたよりも苦くなってしまうこと。
苦すぎて食べられない!というときにはパフェにするのはどうでしょうか。
崩したコーヒーゼリーの上に市販のアイスクリームや生クリームを乗せるだけで、ミニパフェの完成!
アイスや生クリームで苦さが調節できて、食べやすくなります。
それから、普段飲んでいるコーヒーに入れるのもおすすめです。
レシピは簡単!
細かく崩したコーヒーゼリーをコーヒーに入れるだけです。
ストローで吸うとつぶつぶした食感が楽しめ、苦みも抑えられて美味しいですよ!
まとめ
コーヒーゼリーを上手く作るコツは、しっかり計量することです。
気をつける点の多いコーヒーゼリーですが、一手間でしっかり固まった美味しいゼリーが作れます。
自家製は自分好みのものが作れるのが良いところですよね。
失敗してもアレンジで美味しく食べられますから、ぜひ試行錯誤しながら自分だけのコーヒーゼリーを作ってみてください!