フルーツが美味しい季節が到来 !(^^)!
この時季、私は毎年のようにジャム作りに没頭します!
フルーツはそのまま食べても美味しいけど、ジャムの美味しさはまた格別だと思うんです♪
しかもジャムにすると使い道が広がりますし、ジャムは生の果実よりも長持ちします。
でも手作りジャムには難点もあります。それは、カチカチに固まってしまうことがある点 (+_+)
そこで今回は、「カチカチのジャムをリカバリーさせる方法」と「上手なジャムの作り方」をお伝えします。
手作りジャムがカチカチに固まってしまった!ゆるく戻す方法はあるの?
「ジャムの仕上がりが想像していたのと全然違う!」「なんでこんなにカチカチなの?!」と気づくタイミングというのは、大抵の場合が煮詰めたジャムを冷ましたときだそうです。
と言うのもジャムというのは熱々のときではなく、冷めていく過程でじっくり固くなるからなんです。つまり、煮ているときに「まだまだゆるい」と感じるジャムでも、冷めていくにつれて固くなるということですね。
固いジャムはお鍋に戻して、水を少量ずつ入れながら煮詰め直せばゆるくなります。ただ、「ジャムは冷めると固くなる」という性質があることを意識しておかないと、また煮詰めすぎて同じ結果を招くことになります。
「ちょっとゆるいかなぁ…」と感じるところで火を止めれば、ちょうど良いジャムへと生まれ変わらせることができます。
とろ~っとしてゆるい感じがしても、冷ましていくうちに固まります。
手作りジャムがカチカチになっちゃう原因は?
手作りジャムがカチカチになる原因は「煮詰めすぎ」です。とは言え、ちゃんと果実に火を通らせなければジャムにはならないワケですよね…。
パティシエをはじめ、日頃からジャムを作る機会の多いプロの方はどう対処しているのでしょう (/・ω・)/?
実はジャム作りの一番のコツは、短い時間で確実に煮詰めること!なんです。
いやいや…時間が短ければ煮詰めるのは難しいでしょ?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、実はジャム作りに適した鍋を使えば、長時間煮なくても煮詰めることが可能なんです。
★ジャム作りに適しているのは、厚みのある重たいタイプの鍋
・銅の鍋
・ホーロー鍋
厚みのある鍋というのは熱伝導性が良い。…すなわち熱が伝わりやすいため、短時間で果実を煮詰めるのに向いています。プロの多くは好んで銅の鍋を使っているようですが、銅鍋はサビやすく銅が料理に溶け出すリスクもあります。
銅の特性に合わせて対応するのが面倒に感じる方は、迷わずホーロー鍋を選びましょう。お手入れも楽だしジャムが焦げにくくて、扱いやすいですよ (*^▽^*)
↑↑ こちらは「オール熱源対応」タイプのホーロー鍋。つまりガス火でもIHでも大丈夫ってことですね♪
フタが透明ガラスですので、煮ている最中でもジャムの状態を見ることができます。
固くなったジャムをうまく利用するには?
カチカチに仕上がってしまった手作りジャムは、果実ソースとして再利用することが可能です。水や砂糖ではなく100%の果汁を足すと美味しく仕上がりますよ。
・100%果汁は砂糖不使用のものを使う。(加熱する際も砂糖は足さない)
・弱火で加熱する。
果実ソースはヨーグルトやマフィンなどにかけると美味しいですね。他には、ハンバーグや鶏肉料理などのソース作りに果実ソースを少量入れるという方法もあります。
手作りジャムを固くしすぎず上手に作る方法
今回は手作りジャムの定番「イチゴジャム」の基本的な作り方とコツをご紹介します。
・イチゴ/600g
・砂糖/480~500g程度
・レモン果汁かクエン酸/少々
・ホーロー鍋などジャム作りに適した鍋
・木杓子
① ボウルに軽く手で潰したイチゴと砂糖とレモン汁を入れ、混ぜる。
② この状態でラップをかけ一晩置く(置いておくことでイチゴの水分が出てくる)
③ 鍋を火にかけて煮詰める。(中火か強火で、短時間で一気に煮詰めるのがコツ!)
④ こげないように木杓子で時々ゆっくり混ぜる。
⑤ アクを取り除く。
⑥ 15分ほどで完成。
ジャム作りで失敗しないポイントは、短時間で一気に煮詰めること。
煮詰め時間を短くすることにより、イチゴ本来の鮮やかな色も損なわずに済みます。
今回ご紹介したレシピではイチゴ600gに対し、砂糖480~500gとしていますが、糖度はお好みに合わせて調整しましょう。なお保存期間を長くしたい方は、糖度を上げると良いですよ。
・フルーツと砂糖の割合が3対1なら、7~10日ほど保存が可能です。
・フルーツと砂糖の割合が2対1なら、約2週間の保存が可能です。
フルーツシュガーというお砂糖があります。ジャム作りに最適なんですよ♪
まとめ/人気のジャム瓶もご紹介♪
手作りジャムがカチカチになってしまった場合の対処法や、上手にジャムを作るコツについてまとめました。
最後に日本パッケージコンテスト「消費者団体 推薦賞」を受賞した人気のジャム瓶をご紹介しますね♪
この瓶はとにかく使い勝手がバツグン。瓶の内側にありがちなデコボコとした段差がないため、スプーンで中のジャムがつるんと取り出せます!
こんなオシャレな瓶があると、いろんなフルーツをジャムにしたくなりますね (^O^)/