タルトを型から外す際、型からきれいに外れなかったり、割れてしまうと落ち込んでしまいそうになりませんか?
特に、底取りできない型を使ったときは、なかなか外れなくて苦戦している方も多いことと思います。
タルトを型からきれいに外せるコツをご紹介していきたいと思います。
タルト型の外し方のコツ!ひび割れや欠けなく型から外すには?
タルトが焼き上がって、タルトを型から外す時にポイント。
まず、しっかりと予熱を取って冷まします。
焼き上がったばかりのタルトは、生地がまだ柔らかく、型にくっついてる状態のため、この時点で外そうとすると型がひび割れてしまったり、欠ける原因にもなります。
なので、タルトが焼き上がったらケーキクーラーにのせて、しっかりと予熱を取ってください。
もし、ケーキクーラーがない場合は、魚焼きグリルの網や、揚げ物用の網で代用することができます。
タルトを型から外す際、ひっくり返して型から外しますが、そのときに、素早くひっくり返すのがコツです!
うまく取れるかな?と心配そうに、そーっと型から外すとひび割れや欠けてしまう原因にもなるので、素早く!!がコツです。
タルト型が外れないときはどうすればいい?
タルトが型から外れなくなってしまったら、どうしようとあせって無理に型から外さないようにしてください。
型と生地がどこかでくっついている恐れがあるので、そのときには、ヘラなどを使ってくっついている部分を探りながら、ちょっとずつタルト生地をはがしていってください。
ポイントは、無理に力を入れないこと。
タルト生地が割れてしまったり欠けてしまうので力を入れず慎重に外してくださいね。
タルト型外れない!なんてことにならないように焼く前の注意点!
焼く前にタルト型に下準備をしておくのも重要です。
タルト型にバターを塗り、型を冷やしておきます。
① タルト型にバターを塗る
②バターを塗ったところに小麦粉をふるう(余分な粉ははらってください。)
③冷蔵庫で型を冷やします。(このとき、まだタルト生地は入ってない状態です。)
側面、底面にまんべんなく塗ります。
凹凸の部分がある場合もムラのないように塗ってください。
キッチンペーパーを使って塗ると、きれいに塗ることができるのでおすすめです。
なぜ冷蔵庫へ?と疑問に思うかもしれませんが、冷蔵庫に入れることによって、型に塗ったバター、小麦粉とタルト生地を馴染ませないようにするためです。
馴染んでしまうと、型を外すときにくっつく原因になります。
タルト型の底にクッキングシートを敷く
① クッキングシートをタルト型の底面に敷いて、はみ出る程度に切ります。この時のポイントは、はみ出る長さを10cmぐらいにしておくことです。
②切ったクッキングシートを、さらに3~4cmの帯状に切り、クッキングシートを底面に十字に、または一文字に敷いてください。
焼き上がって型から外す際に、クッキングシートを引っ張るときれいに外すことができます。
いきなり引っ張るとタルトが割れてしまったり、クッキングシートが破けてしまうこともあるので、あわてずゆっくりとバランスを崩さないように、気を付けながら引っ張りだしてくださいね。
ちなみに、クッキングシートがない場合は、アルミシートでも代用できます。
こうした下準備をしておくことで、型からきれいに外れやすくなりますよ♪
まとめ
タルト生地を型からきれいに外すのはコツがあります。
ちょっと難易度高めと感じるかもしれませんが、コツや下準備の方法をおさえておくことで、かんたんに型から生地を外すことができます。
ぜひ試してみてくださいね。