アスパラガスの栽培って以外と難しいんですよね。
アスパラガスが細く育ってしまうのには、いくつか原因があるようです。
そんなお悩みを解決していきたいと思います。
株分けしたアスパラガスが細いのはなぜ?原因は?
アスパラガスを株分けしたけど、細いままなのは、いくつかの原因が考えられます。
まず、アスパラガスの栽培を始めて1年目は細いアスパラガスしか出てきません。
まだまだ生育途中かも!?
そんなときは、肥料を追加して成長を促してあげてください。
また、植え付けをする時期(1年目から2年目ぐらいにかけて)に、しっかりと肥料をあげていないと、うまく太くならないこともあります。
雑草が生えている
アスパラガスのまわりに雑草が生えていませんか!?
雑草が生えていると肥料が雑草に行き渡ってしまうため、アスパラガスに充分な栄養が行き届かなくなってしまいます。
雑草が生えている場合には、雑草をすべて取り除きましょう。
土壌環境が悪いかも!?
「水のあげかた」も、アスパラガスを育てるのに、とっても大事になってきます。
アスパラガスは乾燥を嫌うので、土が乾いたら、たっぷりとお水をあげてくださいね。
しかし!!
水をあげすぎて水分が十分に抜けきれず、蒸れた状態が続くと病気の原因になってしまうので、必ず土の状態をチェックするのを忘れないでくださいね。
細いアスパラガスは収穫して食べてもいい?
細いアスパラガスを収穫して食べても、味が変わることなく、アスパラガス本来の味が楽しめますよ!
なので、細くても安心して食べてくださいね。
なかには、少し曲がってしまったアスパラガスなんかもあるかもしれませんが、そういったアスパラガスも同様に美味しく食べられますよ!
ただし、筋(繊維)が少し硬くて食感が気になる場合もあります。
その際には、筋(繊維)を取り除くか、中心より上の部分や穂先の部分を食べるのがいいかもしれませんね。
アスパラガスが細いときは、そのままにして太くなるのを待ちたくなりますが、、、
なんと!
アスパラガスは地面から出てきたときの太さで、そのまま伸びるのです。
細いアスパラガスが出てきたとき…成長→細い、収穫時→細い!
太いアスパラガスが出てきたとき…成長→太い、収穫時→太い!
となるのです。
アスパラガスを太くまっすぐに育てるには?
太くてまっすぐなアスパラガスを作るには、土の中の環境がとても重要になってきます。
土の中で水が抜けきれず過湿状態だと、根っこが腐ってしまいます。
アスパラガスの根っこの性質
横や下にどんどん伸びていく特徴があります。
根っこがしっかりと伸びる環境を作ってあげることが大事!
また肥料が充分でないと、太くてまっすぐした芽が出てきません。
アスパラガスは、肥料を好むので、たっぷりと肥料をやり充分な栄養を行き渡らせましょう!!
そして、アスパラガスがニョキニョキっと芽を出してきたとき、芽を出したところに石があったりすると曲がってしまいます。
また、生育途中に害虫がついてしまったり、強風にあたると曲がってしまうので注意が必要です。
まとめ
アスパラガスを育てるときには、土の状態や肥料がとっても重要です。
太いアスパラガスを育てるには、いろんな点に目を行き渡らせて良い土壌環境を作ってあげることが、アスパラガスにとって良い環境になるのですね。
アスパラガスは、1度栽培すれば10年ぐらい毎年芽が出てきて収穫できます。
うまく育たずに悩んだときには、ぜひ参考にして、アスパラガスの栽培を楽しんでみてください。