お祭りなどに出店している屋台の定番メニューを、おうちで作った経験がある方、いらっしゃると思います。
おうちで作れる屋台メニューの一つにりんご飴やフルーツ飴があります。
材料や作り方がシンプルなので、お子さんと一緒に作ることもできますよね。
でも作るのに夢中になって飴の入った鍋をそのまま放置してしまうと、大変なのが後片付けの時・・・
飴がべっとりと鍋にくっついてしまいます!これを洗って取るのはなかなか大変そう…。
でもご安心ください!
りんご飴やフルーツ飴を作るとき以上に簡単に、しかも美味しく!鍋にくっついてしまった飴を処理する方法があるんです。
飴がついて固まった鍋をきれいにする方法
果物を丸ごと飴でコーティングしたフルーツ飴。
最近はりんごだけでなく、いちごやみかん、ブドウなどいろいろな果物を使ったフルーツ飴もあるんです。
屋台の定番、りんご飴は華やかな発色にするため食紅が使われていますが、添加物が気になる方も多いはず。おうちで作れば食紅無しで作れるので安心です。
作り方は水で溶いた砂糖を軽く煮詰めてフルーツに絡めるというシンプルなもの。
けれど煮詰めた飴を鍋に入れたままフルーツにコーティングするのは危険です!飴は時間がたつと固まって、鍋にくっついてしまうからです。
では、飴が鍋にくっついてしまった場合、どうすればキレイに取れるのでしょう?
方法をいくつかご紹介しますね♪
鍋に水を入れておく
時間がたっぷりある場合は、鍋にお水を入れて置いておきましょう。
水に飴が溶けてくれます。
こびりつき具合にもよりますが、半日ほど置いておくと良いでしょう。
水に飴が溶けてくれれば、あとは簡単に洗い流せますよ!
お湯を使う
そんな半日も待っていられない!早く落としてしまいたい!
という場合は、お水の代わりにお湯を使いましょう。
沸騰したお湯を鍋に注ぎ、少しおいてから洗い流します。
こする
鍋にお水もしくはお湯を入れた状態で、飴がこびりついている部分をシリコンやゴムのへラでこすってみましょう。
お水だけ、お湯だけで置いておくよりもこの合わせ技の方が早く落とせます。
ナイフのように先のとがったものでもこすり取りやすいです。
お鍋が傷まないようゆっくり慎重に作業しましょう。
美味しく処理する!
こびりついた飴を美味しく処理するためには、お水やお湯の代わりに「牛乳」を使います!
大人用に「紅茶」をいれるのも良いですね。
飴が溶ければ、ホットミルクやミルクティーに!無駄なく、しかもおいしく処理できちゃいます。
飴が鍋にこびりつくのを予防しよう
飴が鍋にこびりついてしまった!とならないために、使い終わった鍋はすぐに水を入れておきましょう。
また、処理に使った水を排水口に流して、詰まったりしないか心配になる方も居るでしょう。そういう場合は飲み終わった牛乳パック等に流し込んで固め、ゴミとして処理します。
余った飴が多いようであれば、そのままキツネ色になるまで煮詰めてべっこう飴を作るのもオススメですよ。
鍋についた飴が焦げ付いてしまった場合、きれいにするには?
飴を作る時、火を止めるタイミングってなかなか難しいですよね。
火を止めるのが早すぎると飴が固まらず、遅すぎると焦げてしまいます。
飴が固まったのを確認したら、鍋を焦がさないためにすぐ火を止めるようにしたいですね。
それでもおかし作りに失敗はつきもの。
もし鍋が焦げてしまっても焦らなくて大丈夫!
この方法を試してみてください。
①たっぷりのお水を鍋に注ぐ
焦げた部分に水が被るよう、多めの水を入れてください。
②重曹を入れる
水200mlに対して、重曹は大さじ2。
重曹なしでも大丈夫ですが、あると焦げの落ち具合もよくなります。
③沸騰させる
④しばらく置いてからスポンジでこする
焦げつきの度合が酷い場合には、一晩ほど置いておくと良いでしょう。
焦がすのを予防するには
鍋は薄手のものが望ましいです。
厚手の鍋は飴が余熱で焦げやすくなってしまいます。
鍋に砂糖を入れる時は、鍋のふちに砂糖がつかないように気をつけましょう。ふちについた砂糖が焦げてしまうことがあります。
煮詰める際は、鍋から目を離さないように気を付けます。キツネ色になってから焦げるまではあっという間です!
また、電子レンジを使って飴を作るレシピもあります。小さいお子さんがいるなどの理由で、ずっと鍋の前で火加減を見ていられなかったり、火加減の調整に不安を覚えたりする場合は電子レンジを使ってみるのも良いかもしれませんね。
お皿について固まった飴をきれいに取る方法
飴を作ったあとのお皿やスプーン。
飴がついて固まってしまうと、洗剤とスポンジではなかなか洗い落とせませんよね。
でも大丈夫。お水に入れて1、2時間ほど置いておけばキレイに落とせるようになりますよ。
鍋についた飴をお水やお湯につけて取っている最中であれば、その鍋の中に漬けておくのもいいですね。
まとめ
シンプルな材料と簡単なレシピで家庭でも作りやすいフルーツ飴。
おかしをつくった後のお片付けって結構手間だったりしますが、フルーツ飴は使うモノも少ないので比較的短い時間で片付けができるのが嬉しいですよね。
もし鍋に飴がこびりついてしまった場合でも、多少時間はかかりますがそれほど大変な作業はなく取る事ができます。そればかりか美味しく処理する方法もあるなんて、なんだか得した気分になっちゃいますね。
ぜひあなたもおうちでフルーツ飴作りを楽しんでくださいね!