きな粉は腐ると、酸っぱい臭いがしたり油粘土のような臭いがします。
見た目も塊が出来たり、白っぽくなったりします。
開封後の賞味期限は1か月。
密封して、冷暗所に保管するようにしましょう。
きな粉が腐るとどうなるのか、賞味期限や保存方法について詳しく紹介していきます。
きな粉が腐るとどうなる?
きな粉は腐ると、臭いや見た目、味にも変化があらわれます。
臭いでわかるきな粉の変化
♦ 酸っぱい臭い
カビが発生しています。
ただちに捨ててください。
♦油粘土のような臭い
きな粉に含まれる油脂が酸化しています。
酸化したものを食べると、お腹を壊してしまうことがあります。
こちらもただちに捨ててください。
見た目はこうなる
♦白っぽくなっている
買った時よりもきな粉の色が白くなっていたら、油脂が酸化しています。
身体によくないので、食べないでください。
♦塊が出来ている
きな粉に水分が入って塊ができています。
食べられますが、ひどい場合は塊の中にカビや雑菌が繁殖していることがあります。
食べない方が賢明かもしれません。
きな粉は腐ると味もかわる
♦変な味がする
表現しにくいのですが、腐ったきな粉はきな粉じゃない味がします。
不快な味、ボソボソするような味です。
一口食べておかしいと思ったら、すぐに口をゆすいでくださいね。
きな粉の開封後の賞味期限は?未開封なら期限切れでも使える?
きな粉を開封したら、賞味期限は1か月のみです。
未開封なら賞味期限を切れていても数か月は大丈夫ですが、しっかり様子を見てから食べるようにしてください。
きな粉の賞味期限は、未開封で半年~1年ほどです。
開封すると、あっという間に傷んでしまいます。
そんなにたくさん食べられないよ…という人は、小分けになっているきな粉を買ってくださいね。
使いやすいですし、期限を気にせずゆっくり使えるのでおすすめです。
未開封なら、賞味期限を多少過ぎていても大丈夫です。
これは、賞味期限が短めに設定されているからです。
しかし、多少ですよ。
きな粉の臭いや状態をしっかり見て、腐っていないかの確認をしてくださいね。
未開封で賞味期限が2年過ぎたきな粉を食べて、お腹が痛くなったという事例もあります。
2年は長すぎです。
あくまで多少、数か月ですのでお気をつけください。
きな粉開封後の保存の仕方や気を付けること
きな粉を開封したら、密封して冷暗所に保存しましょう。
湿気も大敵ですので、水分の飛んでこない場所に保存してください。
きな粉はチャックのついているものが多いと思います。
私もチャックつきのきな粉を使っていましたが、ちゃんと閉じているようで閉じていません。
チャックの部分にきな粉がついていると、しっかり閉まらなかったりもします。
これではすぐに湿気てしまいますし、傷むのも早まってしまいます。
保存するときは、空気を抜きながら密封しましょう。
袋がチャック式のものであっても、更にもう1枚チャック式の袋に入れると安心です。
海苔やお菓子に入っているシリカゲルがあれば、それを外袋に入れておくのもおすすめです。
除湿効果が高まりますよ。
保存場所は、冷暗所の他、冷蔵庫、冷凍庫でもOKです。
冷凍する時は、チャック式の保存袋に小分けしてから保存するようにしましょう。
1か月、サラサラの状態がキープできて便利ですよ。
ちなみに、冷蔵・冷凍したものは、一度常温に戻してから使うようにしてください。
すぐに袋を開けてしまうと、外気と袋内の温度差で結露が出来てしまうからです。
結露が出来るときな粉が湿気を吸ってしまうため、傷みが早まってしまいます。
正しい保存方法で、きな粉を美味しくキープしてくださいね。
まとめ
きな粉は腐ると、油粘土のような臭いがしたり、塊が出来たりします。
臭い、見た目、味がおかしくなっているのはすぐにわかりますので、しっかり確認してから食べるようにしてくださいね。
賞味期限は、開封後だと1か月。
冷暗所で密封して保存しましょう。
未開封で賞味期限が過ぎていても、数か月のうちは食べられます。
おかしな部分はないか、よく確認してから食べてくださいね。