チョロギって知ってます?
赤く漬けられて、おせちに添えられているのを見たことがある方もいらっしゃると思います。
これです↑
2019年10月7日の「新説!所JAPAN」では、チョロギの味噌漬けが紹介されました。
甘酢に漬けてあるのが一般的でよく見ますが、味噌漬けにしてもおいしくいただけます。
チョロギの味噌漬けは、秋田ではよく食卓に上がるメニューなのだとか。
チョロウギとよぶ地方もあるそうです
今回はチョロギの味噌漬けレシピや、その他の食べ方もご紹介します。
おせち料理の添え物以外にも、いろいろな食べ方がありますよ!
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チョロギってなに?どんな味がする?
見た目が虫っぽくてアレですが、チョロギはりっぱな野菜です。
画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/
シソ科の植物で、本来、採りたてのチョレギは白い色をしています。
よく見かける赤い色のものは、梅酢などで染められているからです。
食用として利用する部分は根の部分。球根のように見える塊茎部分ですね。
ユリ根を食べるイメージでしょうか。あとニンニクとか。
チョロギ自体に強い味ありませんが、生姜のようにピリッとします。
加熱したチョロギはほくっとした食感で、やはりユリ根やニンニクに似た感じになります。
漬けるとパリッとした食感に仕上がり、らっきょうより、かりかりした歯触り。
チョロギは生だと少しえぐみがあるので、一度塩漬けにするといいです。
えぐみが抜けて食べやすくなるようです。
すぐに調理したいときは、少量の酢を入れたお湯でチョロギを3分ほど茹でてから、調理しましょう。
チョロギの味噌漬けの作り方
甘酢漬けが定番ですが、味噌漬けのチョロギもあります。
箸休めのイメージがある甘酢漬に対し、
チョロギの味噌漬けは、まろやかな味噌の風味が口に広がり、ご飯のすすむ漬物です。
味噌の甘い香りと塩味がたまりません!
作り方は簡単で、合わせみそに漬け込むだけ。
材料
チョロギ 100g
味噌 大匙2
味醂 大匙1
唐辛子を入れても♪
作り方
1.チョロギをキレイに洗う
2.お湯に少量の酢を入れ、3、4分ゆでる。
3.ジップロックなどの保存用袋に全ての調味料を入れ、チョロギを加えて良く揉み混ぜる。
5日~7日ほどしたら食べごろです。
チョロギの味噌漬けは通販でも!
生のチョロギは貴重なのだそうです。
そういえば、スーパーなどで見かけることはなかなかありませんね。
自分で漬けることが難しい場合は、通販でお取り寄せすることもできますよ!
甘酢漬けも!
チョロギの使い方いろいろ
漬物、添え物のイメージですが、他にもいろいろな調理法があります。
・チョロギの素揚げ
生のチョロギを洗って水けをとったら、170~180°の油でカラッと揚げます。
軽く塩を振って完成。
しゃきっほくっとした歯ごたえが楽しいです。
・茶わん蒸しや吸い物に
大量には使いませんが、椀物メニューに一つ二つ入れるとアクセントになりますね。
銀杏の代用にチョロギ。です。
さっと下茹でしてアク抜きしてから加えた方が良いですね。
・茹でてあえ物に
さっと塩ゆでしたものにオリーブオイルを絡めたり、バターを絡めたりすると、付け合わせとして使えます。
サラダに散らしたりもgood!
ヨーロッパでは、クリーム煮にしたりもするそうです。
まとめ
色のついていないチョロギは、よく見る酢チョロギより虫感が増しますね…
見た目に抵抗がある方もおられるかもしれませんが、おせち料理に入っているだけあって、チョロギ縁起野菜です。
甘酢漬けだけでなく、味噌漬けやいろいろなメニューができるんですね。
生のチョロギが手に入ったら、ぜひ挑戦してみてください(#^^#)