琥珀糖は、温度と湿度によってうまく乾かないことがあります。
並べる際には間隔を空けて、風通しのよい涼しい場所で乾かしましょう。
水分が付いたら取り除くようにすると固まりやすくなりますが、それでも乾きにくい時は、ドライヤーで乾かして固めることができます。
ただし熱し過ぎると琥珀糖が溶けてしまうので、注意が必要です。
冷風でも乾きますので、その場合はドライヤー以外のものを使った方が早いかも。
この記事では、
・琥珀糖を乾かすときのコツ
・琥珀糖が固まらない原因
・固まらない時の対処法
を紹介します。
琥珀糖を手作りしてみたけど、なかなか固まらずに失敗したかも?
と思っている人は、ぜひ参考にしてみてください!
琥珀糖をドライヤーで乾かすと固まるのか?
琥珀糖を固める為には乾かさなくてはいけません。
まずは日陰や室内で干しておく人が多いと思います。
よくドライフルーツなどを作っている人なら、食品乾燥機を持っていて、琥珀糖も自動で簡単に乾かしておくことができます。
食品乾燥機なら確実に乾かすことができますが、普段の料理で頻繁に使うものでもないし、持っていないという人も多いと思います。
そこで、ドライヤーを利用します。ドライヤーならどの家にでもありそうです★
ではドライヤーで琥珀糖を乾かすためにはどうすればいいのか、注意することはあるのか確認していきましょう。
ドライヤーをあてる時間はどれくらい?
まず、作る過程で琥珀糖を乾かすのには、最低でも3日~7日は掛かります。
簡単には乾かないので、琥珀糖の状態によってドライヤーをあてる時間はかなり違ってきます。
仕上げ程度なら数分あてればできそうですが、まだ乾かし足りないものだと数十分以上は掛かります。
そんなに長い時間ドライヤーをあて続けるのは大変ですよね。
急ぎでなければ、もう一度風通しのよい場所で乾かしてみるのも手かもしれません。
琥珀糖を乾かすのは温風?冷風?
ドライヤーを使うなら温風を当てましょう。
温風をあてることで、琥珀糖の水分を飛ばしやすくなるためです。
しかし、琥珀糖は高温だと溶けてしまいますので注意が必要です。40℃くらいまでならOKです!
ドライヤーを近づけ過ぎて、熱くなり過ぎないようにしましょう。
冷風でも乾かせますが、時間が掛かってしまいます。
どうしても冷風で乾かしたい場合は扇風機を使うのがオススメ。
扇風機ならドライヤーより広範囲でムラなく風をあてることができます。
それにドライヤーは持っておかなくてはいけませんが、扇風機はその必要がありません。
埃が気になる人はフードカバーをかけておくといいですよ!
フードカバーは百均やホームセンターなどで手に入ります。
琥珀糖が固まらない原因
琥珀糖をうまく固められない原因は温度と湿度です。
乾かす場所が暑い所だと溶けてしまいますし、風通しがよくないとうまく水分が抜けません。
なので、風通しのよい涼しい場所で乾かしましょう。
並べる時には1個1個の間隔を十分に空けて並べて。
乾かしている間も、水分が付いたら取り除くようにすると固まりやすくなります。
寒天液を乾かす前に常温で固めることもできますが、冷蔵庫で冷やすとより早く固めることができます。寒天液の粗熱が取れたら、ある程度固まるまで冷蔵庫で冷やしましょう。
それに冷やして、ある程度固まっているので型抜きをすることができます。
四角以外にもいろいろな形も作ってオリジナルの琥珀糖を作りたいですね♪
もう一つ、グラニュー糖が足りていない場合も、琥珀糖は固まりにくいです。
やはり材料が砂糖ということで、カロリーを気にして少なめにしてしまうとか、
色付けに使うジュースの糖分を差し引いてグラニュー糖を減らしたりすると、固まらない原因になってしまうんです。
琥珀糖が固まらない時の対処法
琥珀糖がうまく固まらない時の、対処方法を紹介します。
まずは上記にも書いた、ドライヤーや扇風機などで風をあてて乾かす方法。
そしてもう1つは、グラニュー糖をまぶすという方法です。
こうすることで結晶化を早めることができます。
グラニュー糖をまぶすだけで、1日経つと段々と粒が吸収されて固くなっていきます。
そうして乾燥も早めてくれるのです。
全然固まってくれない時はこの方法で対処するのが良さそうですね。
まとめ
インスタなどSNSで「食べられる宝石」で話題になったキレイな見た目の琥珀糖。
キレイなのに材料も工程も少ないので、家で作ることができます。
最後の乾かす工程でうまく固まらないこともよくあるようですが、ドライヤーなど風をあてたり、グラニュー糖をまぶして乾燥を早めることもできます。
うまく固まらなくても、家にあるもので対処できるので、ぜひ作ってみてください(*^-^*)