大福を長時間そのまま放っておくと硬くなってしまいますよね。
そんな硬くなった大福は、霧吹きで濡らしてから電子レンジで温めれば、簡単に柔らかくすることができます。
この記事では、
・硬くなった大福を柔らかくする方法
・大福が硬くなってしまう原因
・大福を柔らかいまま保存する方法
・大福のリメイク・アレンジレシピ
を紹介します。
余った大福が硬くなってしまった場合や柔らかいまま保存したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
硬くなった大福を柔らかくするには?
硬くなった大福を柔らかくするには、霧吹きと電子レンジを使います。
まず霧吹きで表面を濡らします。もしも霧吹きがない場合は、濡らして軽く絞ったキッチンペーパーで表面を濡らしてください。
濡らし過ぎると、チンした時に大福がベトベトになるので注意しましょう。
次にお皿にクッキングシートを敷いて大福を並べます。
くっつかないように少し間隔を空けて並べるといいですよ♪
あとは軽くラップをして、電子レンジで10~20秒チンします。
柔らかさが足りなければ、10秒ごとで温めて確認してください。
加熱し過ぎると皮が溶けて形が崩れるので、一気に温めることはせず、少しずつ温めるのがポイントです。
一度柔らかくしたものは早めに食べてしまいましょう。
大福が硬くなってしまう原因
大福が硬くなってしまう原因は『大福が空気に触れているから』です。
大福が空気に触れることで、表面から水分が飛び乾燥してしまいます。そして、乾燥が進むことで硬くなってしまうのです。
これはお餅も同じことが言えるので、鏡餅を想像してもらうとわかりやすいと思います。
なので、保存しておくには空気になるべく触れないようにするのが一番大事なポイントになってきます。
大福を柔らかいまま保存しておく方法
先程もお伝えしたように、大福を硬くしないためには『空気になるべく触れないようにする』ことが大事です。それを踏まえて、大福を柔らかいまま保存しておく方法を紹介します。
まず、大福を1個ずつラップに包みます。
包む時は空気があまり入らないように上手く包みましょう。
その日のうちもしくは翌日に食べるのであれば、ラップで包んだ大福を密閉容器に入れ、常温で保存すれば柔らかいままの大福を食べることができます。
しかし何日も後で食べるようならば、冷凍用の保存袋に入れて冷凍庫で保存してください。
冷凍すれば、約1ヶ月は保存することができます。
解凍方法は、焼いたりせずに自然解凍するのがオススメです。
形が崩れる心配もなくおいしく食べられる状態に戻すことができますよ。
保存方法で冷蔵庫ではダメなの?と思った人がいると思います。
実は冷蔵庫だと水分が飛んでしまうので、逆に大福が硬くなる可能性があります。注意してください。
硬くなった大福をリメイクして食べよう!アレンジ方法は?
大福をしっかり保存しようと思ったけど、既に硬くなってしまった!そんな場合も安心してください。硬くなった大福でもリメイクしておいしく食べることができますよ。
皮がまるでマシュマロみたいな触感に!?天ぷら大福
大福を170度の油で表面が色づくまで揚げます。
大福がカチカチに硬いものはそのまま素揚げに。
大福が少し柔らかかったり、冷凍した大福を解凍せずに使ったりする場合は、てんぷらの衣をつけてから揚げてください。
揚げている間、熱で皮が溶けてしまわないよう目を離さないでくださいね。
あまじょっぱいバター大福
大福の表面の粉をよく落とします。
少し多めの有塩バターをフライパンで溶かしておきます。
フライパンに大福を入れ、弱火でじっくり焼きます。反対側も同じ様に焼きます。
大福をひっくり返す際は熱で皮が溶けていることがあるので、気を付けてひっくり返してください。両面がこんがり焼ければ出来上がりです。
簡単大福おしるこ
まず大福を水で洗って、表面の粉を軽く流します。
その大福を手で一口大にちぎってお椀などの器に入れます。
そこに熱湯をかけて、電子レンジで10秒温めましょう。お箸で軽く混ぜれば、完成です。
どの方法も材料が少ないし、あまり時間もかからずにできそうです。
こんなに簡単なら飽きてしまった時でも良さそうだと思いました。大福が硬くなっていなくても一度試してみたいものですね。
まとめ
今まで硬くなってしまった大福は諦めていた人もいるのではないでしょうか。
そんな時は表面を霧吹きで濡らし、電子レンジでチンすれば簡単に柔らかくすることができます。
大福は空気に触れることで水分が飛んで硬くなってしまいます。
なので、空気に触れないように気を付けることで柔らかさを保てます。
その点を踏まえて冷凍保存する方法やリメイク方法を知ることで、最後の1個までおいしく食べられそうですね。
大福が家にたくさんあっても心配することはありません。
ぜひこの記事を参考にして、柔らかい大福を楽しんでくださいね(^^)♪