栗きんとんは、おいしさを保ったまま冷凍することが可能です。
この記事では
・栗きんとんの冷凍のコツや冷凍した場合の賞味期限
・おいしく食べるための解凍方法
・冷凍以外の保存方法
についてお伝えします。
栗きんとん解凍後の注意点もまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。
栗きんとんは冷凍できる!冷凍の仕方は?
栗きんとんは、冷凍できます(冷凍した栗きんとんを販売している専門店もあります)。
栗きんとんの主な材料である「栗」と「さつまいも」は、冷凍してもあまり品質が変わりません。
ですので、栗きんとんもおいしさを保ったまま冷凍することが可能です。
ここから、基本的な冷凍方法を紹介します。
小分けにしてラップで包む
栗きんとんを、1回で食べ切る量ずつ小分けにして、ラップに包んで平らにし、フリーザーバックに入れます。
コツは、できるだけ空気を抜いて平らにすることです。
空気との接触を少なく、凍るまでの時間を短くすることで、美味しく冷凍できます。
タッパーやビンに入れて冷凍する
栗きんとんを、タッパーやビンなどの密閉容器に入れて冷凍します。
この時も、大きな容器で大量に冷凍するのではなく、小さめの容器に分けて冷凍し、必要に応じて解凍しましょう。
出来るだけ空気に接触しないようにするために、栗きんとんの上にラップを密着させ、さらにフタをするとよいでしょう。
冷凍した場合の賞味期限はどのくらい?
冷凍した手作り栗きんとんの賞味期限(日持ち)は、3週間~1か月くらいと言われています。
冷凍することで、品質低下が遅くなります。
しかし、何か月も冷凍しておくと、風味が変わってしまって食べられなくなることも・・・
美味しく食べられるうちに、食べてしまいましょうね♪
冷凍した栗きんとんの解凍方法は?
冷凍した栗きんとんの解凍方法はいくつかありますが、一番のおススメは食べる前日に冷凍庫から冷蔵庫に移して自然解凍する方法です。
この方法なら、解凍時の雑菌の繁殖も抑えることが出来ますし、解凍後に栗きんとんが水っぽくならずに、美味しくいただけます。
解凍した栗きんとんは、冷蔵庫に入れて2日程度で食べきってくださいね。
また、解凍した栗きんとんを再冷凍しないようにしましょう!
味が落ちるだけでなく、雑菌が繁殖する可能性があります。怖いですね・・・
他の解凍方法は
・食べる1~2時間前に室温で解凍(自然解凍)する
→長時間放置しないようにしましょう。雑菌が繁殖する恐れがあります。
・電子レンジで解凍する
→機種によってちょうど良い解凍時間が異なるので、ご自宅の電子レンジにあった解凍方法を見つけましょう。
栗きんとんの冷凍以外の保存方法と日持ち
栗きんとんは生菓子です。あまり日持ちしないものなんですね~
先ほど紹介した「冷凍保存」以外に栗きんとんを保存する方法としては
①常温保存 と ②冷蔵保存 があります。
①常温保存
これは、栗きんとんを重箱の中などに入れて、室温で保存しておくことを指します。
栗きんとんのレシピや保存状態によっても多少変わりますが、室内の涼しい場所に置いておく場合、日持ちはだいたい2~3日を目安にしてください。
②冷蔵保存
栗きんとんを、冷蔵庫に入れて保存することです。
日持ちはだいたい4~5日くらいが目安です。
このほか、手作り栗きんとんの日持ち期間を冷凍以外で長くする方法として、簡単で有効なのが、甘くする」(砂糖をたくさん使う)ことです。
ジャムや砂糖漬けの保存期間が長いのと同じ原理で、雑菌が繁殖しにくくなります。
また、雑菌は食品中の水分を利用して増えるので、きんとんを硬めに練り上げるというのも有効です。
ちなみに、
カビが生えている
異臭がする
ねばねばする
味がおかしい
といった場合は、食べられませんので廃棄しましょう。
また、「通常の保存期間(日持ち期間)を過ぎても、何ともないよ?」
という場合も、もったいないですが廃棄してください。
保存期間が長くなったことによって食中毒細菌が繁殖してしまっている可能性があります。
食中毒細菌は、無味・無臭なので、たとえ繁殖していても味の変化などがありません。
まとめ
手作り栗きんとんをできるだけ長く保存する方法と、保存した場合の日持ちについてまとめました。
お正月のおせちに欠かせない栗きんとん。オトナ味のおせち料理の中で、子どもたちも喜んで食べてくれる数少ないメニューですよね(笑)
材料も少なく手順も簡単なので、おせち料理の中でも手作りしやすい1品。
ただ「生菓子」なので、そのままだとあまり日持ちしないのが難点です・・・
でも、今回ご紹介した方法で冷凍保存しておくと、美味しさが長持ちしますし、安心安全です!
ぜひ、多めに作って、冬の和スイーツとして気軽に楽しんでくださいね♪