たけのこの塩抜きにかかせないキーワードは「水」
特別な方法を用いなくても、水だけで簡単に塩抜きができちゃいます。
たけのこを塩漬けにすることで1年近く保存できますが、その場合は食べるタイミングで塩抜きが必要になってきます。
そうしないと、塩辛くて食べることができないので要注意!
この記事では、
・たけのこ塩抜きのカンタンな方法
・たけのこ塩漬けを早く塩抜きする方法
・たけのこの塩漬けを使ったおすすめレシピ
などをご紹介します。
たけのこの塩抜きカンタンな方法
塩抜きの重要なポイントは、【水】です。
とにかくひたすら水につけて塩抜きをします。いたってシンプルな方法です。
塩漬けしたたけのこは、たっぷり塩に浸かっていましたのでその名の通り塩気がかなり強いです。
そのまま食べることは無謀です。。。
それでは、塩抜きの具体的な方法です。
①まず流水で、たけのこについた塩をよく洗い流す。
②スライスし、小さくなったたたけのこを再び流水でよく洗う。
③ボウルや大きめなタッパーにたっぷり水を張り、たけのこを浸す。
この際、こまめに水を変えて鮮度を保ちましょう。
【水】があれば難しい方法も用いらず、塩抜きの作業が簡単にできます。
これで初めて調理に取り掛かれます。
今日使いたい!たけのこの塩漬けを早く塩抜きするには?
たけのこの塩抜きは、方法はシンプルですが時間がかかるイメージ、、、
今日使いたい!などの場合はどのような方法がベストでしょうか?
そのようなときは、【呼び塩】という方法を用いましょう!
塩分の濃い食材を、薄い塩水にひたして塩を抜く方法です。
塩分が高い食材を塩水にひたすとことで、両方の水分を一定の量にしようとする作用がはたらきます。
濃い塩分が塩水に移っていくことで、塩分のバランスが均等になり、塩味がちょうどよい味になるんですよ。
呼び塩のやり方
500CCの水と、小さじ1~1.5くらいの塩を深さのある入れ物に入れて、たけのこを浸します。
◇ポイント
薄くカットしてから呼び塩を行うと時間、短縮につながりますよ。
呼び塩は、【迎え塩】とも言われていて、たけのこ以外の食材にも◎
主に、魚介類の塩抜きに使うことが多いので覚えておくといいですよね!
塩抜きの時間 目安
塩抜きの目安の時間は、2~3日間必要です。
塩漬けされたたけのこの塩分は、かなり濃ゆくなっています。
そのため、塩抜きの際には水をこまめに変えて塩分を循環させ外に追い出す必要があります。
先ほどご紹介した、呼び塩の方法を行えば半日から一日の期間でたけのこが調理できる状態になります。
当日に料理しなきゃ!という場合は呼び塩の作業が必須ですね!
調理済みのたけのこを塩抜きできる?
塩漬けたけのこと気づかず調理してしまい、一口食べたら辛すぎて、なんじゃこりゃ!ということになってしまった場合、、、
塩抜きすることはできます!
この場合も、調理済みの料理からたけのこを取り出し呼び塩を行うことです。
が、他の食材も塩辛くなってしまいますので、必ず調理前に塩抜きされているかチェックいれてくださいね。
もし ほかの具材なども塩辛くなってしまっていたら、たけのこと容器を分けてから、各々呼び塩を行ってみてください。他の具材も、この方法である程度塩分を薄めることができます。
この方法がおすすめなのは煮物料理です。
たけのこご飯などに使用してしまった場合は、呼び塩は向きません。
ご飯に混ざった状態になるので取り出すのも難しいですもんね。
その場合は、たけのこご飯を炒めて卵をいれてチャーハンっぽくするのはいかがでしょうか?
たけのこの塩漬けを使ったおすすめレシピ
たけのこの塩漬けで作るメンマ
たけのこと言えば、メンマはいかがでしょうか?
完全に塩抜きせず、やや塩味が残っていぐらいで調理するとピリ辛でおつまみや、ラーメンにトッピングしたりと幅広く使えます。
お子様には、カットしてチャーハンなどにすると家族で楽しめますよ!
【作り方】
ごま油で、たけのこを炒めて風味をだす。
↓
水・砂糖・醤油・酒・みりんを加えて、汁気がなくなるまで炒る。
たけのこの塩漬けで酢豚
たけのこ料理にかかせない酢豚。
酢豚は、塩漬けしたたけのことも相性抜群です。
【作り方】
お好きな具材を食べやすい大きさにカット
酢豚と言えば、たまねぎ・ピーマン・ニンジンがポピュラーですが、たけのことしいたけの相性が良いので、是非しいたけ入れてみてください。
↓
酢豚の調味料は、酒・醤油・酢、砂糖・ケチャップ
そして片栗粉でとろみをつけたら完成です。
基本的には塩抜き後のたけのこはどの料理にも使用できます。
炊き込みご飯に使用するときは、塩を入れずに作ると味のバランスがいいかなと思います!
まとめ
簡単に塩漬け・塩抜きができるたけのこ。
塩抜きのポイントは「水」!
浸すだけで塩分バランスが調整され、様々な料理に使用することができます。
この時期スーパーでもよく見かけますが、たけのこの保存方法がわかると丸々一つ購入するのも怖くないですね。
是非活用してくださいね。