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十五夜を子供に説明したい!わかりやすい伝え方と子供と楽しむ方法!

季節の行事
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十五夜を子供に説明するには?

「ねぇママ、十五夜ってなに?」とお子さんに聞かれたとき、あなたは正しく説明できますか?

…満月の日に月を見るんだよね?
秋の行事で…お団子食べたりする…
なんて頭ではなんとなくわかっていても、いざ子供に教えようとした時にはどう言えばいいのやら。

お子さんに十五夜をわかりやすく説明できるように、さらに一緒に季節を感じるイベントとして楽しむ方法についてまとめました。

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十五夜の意味とは?子供にどうやって説明する?

十五夜とは、旧暦の8月15日の月を指します。
旧暦では7~9月が秋にあたりますが、秋は空気がきれいで、月が美しく見えるため昔はその頃の月を「中秋の名月」と呼んでお月見をしたようです。

平安時代に中国から伝わり、月を見ながらお酒を飲んだり歌を詠んだり、貴族の間で楽しまれることが多かったようです。
江戸時代に入ってからは庶民の間にも広がりましたが、優雅に歌を詠むというよりは、1年の豊作を祝い、感謝する日、という意味合いが強くなりました。

今では、「9月7日~10月8日の間で満月が出る日」を十五夜としており、2020年は10月1日になります。

子供に伝えるなら…

・もともとは、空気が澄んで美しく見える頃の月を眺め、優雅に楽しむ行事。
・1年の豊作のお祝いと感謝の日

という要点を、わかりやすく説明してあげると良いでしょう。

「秋は空気がきれいだから、月がきれいに見えるんだって。
秋はお米やお野菜が摂れる季節で、いっぱい摂れたことをお月様にありがとうって言うのが十五夜だよ。」
「もし月にうさぎさんが住んでたら、それもきれいに見えちゃうかもしれないね。」

と言って、月を眺め、秋の喜びを感じてみるのはいかがでしょうか。

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飾りやお供えの意味を子供に説明するには

お月見といえば…
地域によって飾りは違うようですが、代表的なのはやはりススキとお団子でしょうか。

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ススキは、秋の七草の1つ。白いフサフサが稲に似ていることから、収穫のお祝いとして飾られています。また、ススキには神様が宿っていて魔除けになると信じられていることもお供えされる理由の一つです。

お子さんには、稲穂の写真を見せながら

「お米ってこうやってできるんだよ。作るの大変だけど、今年もたくさんとれてよかったね」

とお話をしてもいいかもしれません。

「ススキには神様がいるんだって」
「神様が悪者から守ってくれるんだよ」

とお話しても興味を持ってもらえそうです。

お団子は、丸い団子を月に見立てています。
お供えする際には白い紙を敷き、十五夜にちなんで15個、ピラミットのように積み上げて盛ります。

ちなみに、小さいお団子だと仏壇に供えるお団子を連想させるため、大きめのお団子を用意するのがいいですよ。

お子さんと、「お団子とお月様は似てるね」と言いながら一緒に数を数えて飾ってみても楽しいですね。

そのほかにも、収穫の感謝を込めて秋に収穫される、粟や里芋、枝豆などを供えることもあります。

お供え物を月が見える場所に置き、お月様に感謝をしたら、お供え物はありがたくいただきます。神様へのお供え物をいただくことで、神様とのつながりが強くなったり、健康で幸せになるとも言われています。

「秋にはたくさんのお米、果物がとれるよ。育ててくれてありがとうって思いながらお月様にもおすそわけしようね」
「今年もたくさんの食べ物がとれて、作ってくれた人にありがとうだね」

そういって、旬の果物や収穫物を一緒に探しながら、ゆっくりと作物に感謝する時間を持ってみてください(*^^*)

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月にうさぎが住んでいる…そのイメージはどこから?

ちなみに、【月にうさぎ】というイメージが強くなっているのは、インドから伝わった伝説が元です。

さるとキツネとうさぎが、空腹で倒れているお年寄りのために食べ物を探しに行きました。
さるは柿を、キツネは魚を持ってきましたが、うさぎはどんなに頑張っても何も見つけられませんでした。うさぎはそれが悲しくて、ついに自分の命をお年寄りに捧げました。
実はお年寄りは神様であり、うさぎのことをかわいそうに思い、うさぎが大好きだった月の世界に住ませてあげることにしました。

とのこと。

思っていたより残酷なお話のような…

かわいらしいうさぎ伝説の元は、意外と悲しいお話だったんですね…。

日本では“うさぎの餅つき”と言われていますが、実は中国では“不老不死の薬をついている”と言われているそうです。
日本では、満月を“望月”と読んでいたことから、“餅つき”のイメージにつながっていったという説もありますが、お米の収穫時期と重なったことから、お米への感謝を込めて“餅”になったとも考えられています。

子供とお月見!十五夜の楽しみ方

ススキに、お団子に…いろいろ準備して…とすると、少し面倒に感じてしまうこともあるかもしれません。
せっかく準備しても、雨…なんて、テンションが下がっちゃいますよね。
時期的にも十五夜の日には雨が多いんです。そのため、十三夜、十日夜と言ってその前後で月を楽しむ文化もあるんですよ。

なので、難しく考えずにまずは外に出て、
「まんまるのお月様がきれいだね」
「昔の人も見てたんだって。秋の風が気持ちが良いから、もう少しゆっくり見てようか」
と、日常の息抜きとして十五夜を楽しむのもいいものですよ(*^^*)

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まとめ

十五夜は昔からある日本の文化ですが、忙しいと意外とスルーしてしまったりしますよね。

子供が興味を持ったタイミングで一緒に空を見上げながら、甘いものを用意し、ほっと一息つくのもいいかもしれません。

私なら…天気がいい日の帰りにコンビニで和菓子を買って、ベランダで子供と食べるかな(*´▽`*)

秋の文化を気軽に楽しみながら、日本の文化について話題にできるといいですね。

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