卒業式・入学式のシーズンがやってきますね。
入学式を迎えられるお子さん、そしてママさん、おめでとうございます。
そろそろ服装や持ち物など準備をしなければならない時期でしょうか。
このような正式な場になると、「ほかの人はどんな格好で来るのだろう?」と気になるところではありますよね。
自分だけ浮いた格好をして恥ずかしい思いはしたくないですから、マナーあるきちんとした身なりで行きたいものです。
今回の話題はコサージュについて。
実は最近のママさんは“コサージュはダサい!”という理由で付けない方がたくさんいらっしゃるみたいです。
私自身、このような場ではスーツにコサージュが一般的と思っていましたから、時代の流れを感じますね~(;’∀’)
しかし、コサージュにはちゃんとした意味があるのですよ。入学式、アクセサリーで迷っている方は是非この記事を参考にしてみてくださいね。
入学式にコサージュつけるのはダサい?つけなきゃダメ?
実際のところ、入学式にコサージュを付けていく方は半分程度のようです。
コサージュを付けていったら、ほとんどの人が付けていなくて恥ずかしくなり途中で外した
という方もいれば、逆に
コサージュを付けていかなかったら、みんな付けていて自分だけ浮いていた
という方も。
入学式や卒業式に関しても、コサージュの着用は地域や母親の年齢によって異なります。
若いママさんたちはコサージュを身に着けないことが多く、SNSでもコサージュを着用しない母親が増えています。
このため、「コサージュ=古臭い・ダサい」というイメージが広まっているのかもしれませんね。
コサージュは古臭い?着用の意味は?
コサージュを身に着けて式典に出席することは、そのイベントへの共感や、お祝いの気持ちを表現しています。
これはヨーロッパからの伝統が日本に導入されたものです。
どうしてもコサージュを付けなければいけない ということではありませんよ。
着用するかどうかは自由ですが、多くの来客がコサージュを身に着けていることを見れば、正式な場でコサージュを身につけることはマナーとして正しいと言えます。
入学式と卒業式のママスーツの正しい色
卒業式にはブラック、グレー、ネイビーのスーツが適しています。
対して入学式には、ホワイト、ピンク、グレーのスーツが適しています。
しかし、2つの異なるスーツを用意することが難しい場合、ブラックやネイビーのスーツを入学式に着るという方もいらっしゃるでしょう(私もそうです)
その場合は、コサージュを身に着けたり、明るい色のインナーやバッグを使ったりすることがポイントとなります。
なぜなら最近のママのスーツコーデで多い、ブラックやネイビーのスーツにパール系のアクセサリーを合わせるスタイルは、葬儀の雰囲気を醸し出す可能性があるからです。
卒業や入学のお祝いの日に、重たい服装や葬儀と同じ雰囲気となることは、マナー上、良いとは言えません。
コサージュを身に着ければ、手軽に明るい華やかな印象を与えられ、2つのスーツを購入するよりも経済的です。
アラフォー世代におすすめなのがコサージュ
華やかなコサージュを身につけることで、明るく若々しい印象になります。
黒いスーツにパールだけを身に着けていると、年配に見えることがあるかもしれません。
アラフォーだからこそ、顔周りを明るく華やかに見せるためにコサージュを身につけることをお勧めします。
コサージュ ダサく見えないつけ方や位置
コサージュはダサいと思っている方!
つけ方ひとつで印象は大きく変わりますよ(^^)
まずは位置ですが、左胸鎖骨辺りに付けましょう。
少し上すぎかな?と思うくらいで丁度良いと思います。
これだけで、背筋がピンと伸びている印象に。
襟があるスーツの方は襟の上から付けます。
右胸に付けてもマナー違反ではありませんが、人間は他人を見る時にまず右側から見る傾向にあるのだそうです。
相手からみて右側に位置する左胸に付けることによって、最初に華やかなコサージュがある方が目に入るので印象がより良くなるのだそう。
それから、花の向きは若干上向きに付けます。
付けた後に上向きになっているか、鏡で確認するようにしましょう。
コサージュの針を通す範囲を大きめにとっておくと、グラグラせずに綺麗に付いてくれます。
こんなコサージュならダサくない!選び方のポイント
最近はとってもオシャレなコサージュが数多く売られています。
入学式の定番であるパステルカラーのスーツに合わせたものもありますよ。
シフォンとオーガンジーのダリアコサージュ
淡いピンク色のコサージュは最近の流行りです。パステルカラーのスーツをお持ちの方は合わせて使うとより明るい印象になると思いますよ♪
使いやすいデザインで、結婚式などのお祝いの席にも役立ちます。
こちらは様々な色味から選ぶことができます。
淡いピンクに続いて人気なのが、白、黄色、ベージュなどの淡い色合いのものです。あまり主張しない色味で、どんなスーツにも合うのが人気の理由でしょう。
卒業式のブラックスーツをそのまま使うという方は、少し明るめの色味を選んで華やかさを出すと良いですよ。
スーツ以外にも、髪飾りにしたり、バッグに付けたりと、コサージュといっても使い方はたくさんあります。
ブレードエッジングのグログランカメリアコサージュ
ふわふわヒラヒラしたコサージュに抵抗がある方におすすめ
ちょっと小ぶりで落ち着いた印象のコサージュです。
先ほど紹介したのは造花ですが、こちらはブリザードフラワーという枯れないお花で作られたコサージュ。
生花で作られたものもあります↓↓
ブリザードも生花も、その魅力は何といっても美しさと香りです。さりげないこだわりが“オシャレ”ですよね。
造花には出せない美しさ、見ている人はそのさりげないオシャレに気付いてくれるはず。
しかし、欠点もあります。まず値段がお高めです・・・。ブリザードに至っては生花より値が張りますね。手間がかかっているので仕方ないですね。
そして、日持ちしません。生花は当日しか使えませんのでご注意を。お近くの花屋で予約して朝取りに行く方法もあります。
ブリザードフラワーは保管方法をきちんとしておけば、3~4年はもつそうです。
どちらも繊細なので取り扱いには注意が必要です。当日折れたり欠けたりしたら大変ですから・・・。
一番安価で使いやすいのを選ぶのであれば、造花が良いですね(^^)
コサージュの代わりに使っておしゃれな装いに
それでもコサージュを付けるのはやっぱり嫌だなぁ・・と思われている方は、代わりのアクセサリーを付けても良いですね♪
ネックレス
王道のパールのネックレス&ピアスです。
ブローチ
ブローチはコサージュに比べて小さいものが多いですが、キラキラとしていて上品な印象があります。
こちらはパールのブローチです。
ブローチでも、あまりにも派手すぎるものやキルト生地のものはこの場には相応しくないのでやめておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?どのアイテムも安価なものが多く手に入りやすいものばかりです。この機会にお手持ちのスーツに合わせて購入してみてはいかがでしょうか。
アクセサリーを変えるだけで服の印象も大きく変わります。品のあるオシャレなママさんを目指して、コーディネートを楽しんでくださいね(^^♪