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恵方巻きの食べ方は口から離さないのが正解?一気に食べきれず残った場合はどうするの?

季節の行事
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大阪をはじめ関西の人たちは、幼少の頃から節分に恵方巻を食べていたそうです。今ではすっかり他の地域にも根づいた恵方巻ですが、食べ方のルールや由来など色々とわからないことも多いですね。

中でも気になるのが、「恵方巻は一気に食べるものらしい」という噂…。これって本当に?

今回は恵方巻の食べ方について、ルールやいわれなど、できる限りまとめてみました!

世間で言われているように、「口から離さない」とか「途中でしゃべるのは禁止」というのは果たして本当なのでしょうか ??(*’ω’*)??

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恵方巻の食べ方のルール

では早速、恵方巻の食べ方のルールを順番にご紹介します。

恵方巻を食べているとき、しゃべるのはNG

節分といえば「鬼を外に追い出し、福をうちに呼び込む」のを目的とした行事です。
したがって、家族だんらんの雰囲気でしゃべりながらいただくというのは、本来の目的から遠ざかる行為になりますのでNG!なんです。

なぜしゃべってはいけないのか?というと、しゃべるという行為によって、せっかくの「福」が口から逃げていってしまうからという説が有力です。

美味しいものは楽しくワイワイ食べたい気もしますが、福が逃げてしまっては節分行事も台なしに… (+o+)

恵方巻は黙って食べるのがポイント!福を取り逃がさないようにしましょう。

恵方巻は口から離さずに食べるのが基本

恵方巻は「一度食べ始めたら、そのまま口から離すことなく1本完食する」のが基本的な食べ方です。恵方巻は縁起物の食べ物ですので、食べているときは気を散らさない方が良いとされています。

無病息災・家内安全など、自分の願いごとに意識を集中させて食べることで縁起は上がるのだとか。 ノ( `―´) ⤴

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とは言え、「あんなに具沢山のものを、口から離さずに食べるなんて無理!」と思う方もいらっしゃるかと思います。確かに、海鮮巻のような太い巻寿司を一気に食べるというのは至難の業ですよね…。

実は昔は、恵方巻というのは自宅で作られたシンプルな細巻が主流だったんです。別名「丸かぶり寿司」と呼ばれていたのですが、丸かぶりにちょうど良い細長い巻寿司だったからこそ、口を離さず一気に食べるのも可能だったというわけです。

現代の恵方巻は巨大化していますので、昔のルールをそのまま当てはめるのは無理があるのかも知れません。

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どうして現代の恵方巻は太巻なの?

節分に恵方巻を食べるというのは、元々は大阪を中心とした関西地方の習慣でした。恵方巻の文化が日本中に広がったのは、1980年代後期から1990年代初期のことですが、その火付け役となったのは大手コンビニチェーンのセブンイレブンだと言われています。

「鬼は外、福は内」の豆まきだけだとちょっと寂しい感じもする節分行事 (゜.゜)

そんな中、コンビニが恵方巻の販売に乗り出してみたところ「節分=恵方巻」という文化はまたたく間に全国に根づきました。

ただ恵方巻の姿は、歳月を重ねるごとに「だんだん派手に」「だんだん豪華に」「だんだん太く」なっていきました。その理由は…… 美味しいものの方がやっぱりウケがいいからだと言えるでしょう。要は、豪華にしたものや工夫をこらしたものの方が売れるから豪華になっていったということですね。

これが、恵方巻が本来の細巻からかけ離れて大きくなっていた背景です。最近の恵方巻は、恵方巻というより「豪華巻」もしくは「贅沢巻」という名の方がふさわしいのかも知れません…。

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恵方巻は切ってはいけないの?

先ほどご説明した通り、恵方巻は口から離さずに1本まるまる食べるというのが本来の食べ方です。つまり恵方巻は切って食べるものではないということですね。

でも実際のところ、現代の恵方巻というのはこれでもかというほど具がたっぷり詰まっていて、口におさめるのが困難です。無理して一気食いにトライするには、ちょっとリスクがありすぎるというのが現実でしょう。

特にお年を召した方や小さなお子さまは、飲み込む力も咀嚼(そしゃく)する力も弱いため、無茶な食べ方はおススメできません。

・黙って食べる

・食べているときは願いごとに意識を集中させる

この2つのルールは守るようにしておき、「口から離さず丸ごと食べる」というルールは外した方が無難かも知れませんね。

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食べきれなかった恵方巻はどうすればよいか?

もしも恵方巻が余ってしまったときには、「正しい方法で保存する」もしくは「リメイクして新たな食べ物にする」という2つの方法があります。

本来の味をなるべく壊さないように保存する

新鮮であればあるほど美味しいのは当たり前のことですが、食べきれなかった恵方巻もできれば美味しくいただきたいものです。

ここではまず、NGポイントを3つ押さえておきましょう。

・恵方巻が入ったお皿にラップをかけない。

・恵方巻に直接ラップをかけない。

・冷凍保存はしない。

どれもついやってしまいがちな方法ですが、この方法だと本来の味わいを保つことはできません。

★恵方巻の正しい保存方法

・お寿司全体をぐるりとキッチンペーパーで包む。

・その上からラップをかける。

・ビニール袋やスーパーのレジ袋に入れる。

・冷蔵庫もしくは家の中のできるだけ涼しい場所に保管する。

基本的に恵方巻はそんなに日持ちする食べ物ではありません。イカ刺や甘えびなどの生ものが入っていたり、最近ではフライものが入っている恵方巻もありますが、どちらも美味しさが保てるのは長くて1日です。

恵方巻をリメイクして別の食材にする

恵方巻のリメイク方法として最もポピュラーなのは天ぷらです。余った恵方巻を食べやすい大きさにカットし、天ぷら粉をつけて油で揚げれば完成です。


他には、フライにするという方法もあります。手順はエビフライなどのフライものを作るときと同じで、水で溶いたパン粉と生卵にくぐらせてパン粉を付けて揚げるという方法です。

ケチャップ・マヨネーズ・コチジャンなどを好みによって付けながら食べます。

また少し手間をかけるリメイク法としては、春巻きにするという方法があります。
恵方巻を食べやすい大きさに切り、春巻きの皮で一つずつ包んで揚げます。ごま油・砂糖・醤油・お酢を鍋で合わせて作っておき、春巻きふう恵方巻にかけて食べます。刻んだネギをかければさらに美味しくなりますよ。

ただし、恵方巻の中には油で揚げるのに適していない具材が入っていることもあります。
生のイカ刺などは特に油で揚げると爆発したように跳ねることがありますので、リメイクするときは中身をよく確認するようにしましょう。

 

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