『ゆず湯に入りたいけど、残り湯は再利用できるの?』
ゆず湯は入るとゆずのいい香りがして、身体の芯からポカポカ温まりますよね♪
【ゆず湯に入れば風邪を引かない】という言い伝えが昔からあり、冬至の頃に入るものだと言われています。
入ると気持ちの良いゆず湯ですが、その残り湯はどうしていますか?
『香りや色が洗濯物に移りそう・・・』
『もったいないけど捨てちゃう』
残り湯の使い道で悩むこともあるかと思います。
ここでは、ゆず湯の後の残り湯や、ゆず湯に入れたゆずの再利用方法をご紹介します!
ゆず湯の残り湯再利用!洗濯に使える?
ゆずの香りがして、色も変わってしまっているお湯は洗濯に使えるのでしょうか?
答えは・・・
◎使えます!
普通の残り湯と同じように、もったいないから使っているという方が多いですね。
多少ゆずの香りは残ってしまうようですが、気にならないという方は使っちゃっても大丈夫です。
もしゆずの香りが気になる場合は、最終すすぎに新しい水を使用しましょう。
ただ、給水ポンプで残り湯を吸い上げる際にゆずのカスや種がポンプに引っ掛かってしまい、傷付けてしまうことがあるので、残り湯を使用する際には最初から注意が必要です。
正しい再利用方法については、後ほど説明しますね。
お風呂に入れたゆずの再利用は?
では、お風呂に浮かんでいるゆずは再利用できるのでしょうか?
ゆず湯として利用し終わったゆずは、表面がぶよぶよしてしまい、身体の汚れも付いてしまっています。
×果肉を食べるのはやめておきましょう。
衛生的にも良くないですし、香りもお湯に出てしまっている為、美味しくないです。
果肉はほぼ使用できませんが、【皮】は再利用方法があります。
◎果汁を肌に塗る
肌をつるつるにしてくれる精油分が入っている為、手あれなどにも効果的です。
ゆずのハンドクリームなどよく見かけますよね。
◎掃除に使用する
外皮の裏側の白い部分でお風呂場の床や蛇口、浴槽などをこすると、湯垢をある程度キレイに落とすことができます。
◎芳香剤として使う
皮を乾燥させ細かく切り、玄関などに置くことによって、フワッと優しいゆずの香りがします。
皮はゆずの中で一番香りが強く、栄養素も高いんです。
もし『ちゃんと洗ったから皮を食べちゃっても大丈夫!』という方は、
◎料理の彩りなどに利用してもOKだと思います。
再利用できるような上手なゆず湯のやり方
先ほど『ゆず湯の残り湯』は洗濯に使用できると説明しました。
その際にはゆず湯を作る前から、ちょっとした工夫をして給水ポンプを傷付けないようにしましょう。
◎ゆずを細かい目の袋に入れる
ガーゼのハンカチなどで包むのも良いです。
種やカスが出るのを防ぎ、残り湯を使用する際もポンプに引っ掛かるのを防ぎます。
我が家では、三角コーナーネットに入れて口を縛り、湯船に入れています。
袋の中でなら実がつぶれても安心ですし、網目が細かくて、タネが散らばることもありません。
柚子の実をつぶすとエキスがいっぱい出てる感じがするので、よくやっちゃいます。楽しいんですよ(*´艸`*)
◎デリケートな洋服は避ける
洗濯をする際の衣類にも気をつけましょう。
衣類の種類によっては黄ばむこともあるので、白い服やデリケートな服は別に洗濯するようにしまょう。
足拭きマットなど汚れものなどを洗うと良いかもしれませんね。
◎ゆず湯は追い炊きしても大丈夫です
『うちは家族によって入る時間がバラバラだから、追い炊きしなきゃいけないんだけど、ゆず湯は追い炊きしても大丈夫なの?』
どこの家庭でも追い炊きはしたことがあると思います。
ただ、追い炊きをすれば浴槽内のお湯は本体・管内に残ってしまいます。
簡単に壊れるということはないので耐久性は大丈夫だとは思いますが、ゆず湯を追い炊きした次の日は自動湯はりをするようにしましょう。
自動湯はりをすれば管内に残ったものはすべて浴槽に出ますので、故障を防ぐ事ができます。
入浴剤を使う際もそのようにすると効果的です。
ゆず湯に入る際の注意点は?
ゆず湯には冷えの予防・リラックス効果・美肌効果など様々な効果があります。
どれも身体に嬉しい効果ですが、入る際にはその時の身体の状態をよく確認するようにしましょう。
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◎上がった後はしっかり保湿を
ゆず湯に入ってお肌がスベスベになるのは、ゆず湯に皮脂を取り除くピーリング効果があるからなんです。
お肌に必要な皮脂も落としてしまうことがあるので、お風呂上りのお肌は非常に敏感になっています。
クリームやローションでしっかり保湿するようにしましょう。
◎お肌がピリピリした場合はすぐに上がる
お肌が刺激を受けやすい状態の時にゆず湯に入ると、お肌がピリピリしてしまう場合があります。
その場合はすぐに湯船から上がるようにしましょう。
まとめ
ゆず湯の再利用方法について説明してきました。
いかがでしたでしょうか?
ゆずは果肉ではなくに皮を再利用する。
ゆず湯の残り湯を洗濯に使う場合は、ゆず湯を作る時からひと工夫する。
ゆず湯に入る際にはお肌の状態を良く確認する。
ゆず湯は季節感を感じることもできますし、心も身体もリラックスすることができます。
入る際の注意点などを確認して、ぜひゆず湯を楽しんで下さいね♪