マカロンの生地がゆるいと失敗？原因や対処法はある？

マカロンは特に人気のあるお菓子で、専門店もたくさんあります。

自分で色とりどりのきれいなマカロンを作れるとしたら、とてもうれしいですね。

でも、マカロン作りは難しいとよく言われています。

特に生地作りに苦労することが多いですが、マカロンの生地が柔らかすぎたらどうしたらいいのでしょうか？
「こんなに柔らかくても焼いて大丈夫かな？」と心配になることもあるでしょう。

この記事では、

・マカロンの生地がゆるい理由

・マカロンの生地が柔らかすぎるときの対処方法

・柔らかいマカロンの生地をリメイクする方法

について説明します。

マカロンの生地がゆるくなるのはなぜか？

マカロンの生地が柔らかくなりすぎる一番の理由は、マカロナージュという工程で生地を混ぜすぎることです。

マカロナージュはマカロン作りの中心となるステップで、特に技術が求められます。

この工程を何回も繰り返すと、生地がゆるくなってしまい、使えなくなることもあります。

しかし、マカロナージュを上手にこなせるようになると、マカロン作りがぐんと上達し、成功する確率も高まります。
大切なのは、正しいマカロナージュの方法をしっかり学び、それを身につけることです。

もしマカロンの生地がゆるくなっている場合、残念ながら簡単に直すのは難しいです。

マカロンの理想と生地と、ゆるい生地の違いを見てみましょう。

・絞り出した時、自然に丸く広がる

・高さが出てふっくらとする

・焼きあがるときちんと膨らみ、ピエ（足）がきれいにできる

・絞り出したらすぐ横に流れる

・高さが出ず、平べったくなる

・焼き上がりも膨らみが少なく、ピエがうまくできない

柔らかすぎると、理想の状態とかなり違う仕上がりになってしまいます。

「生地が柔らかいから粉を足せばいい？」と思うかもしれませんが、お菓子作りでは材料の量や比率がとても大事です。

少し粉を足すだけで味や風味が変わったり、作る過程が複雑になることがあります。材料を足すのは避けましょう。

マカロンの生地が上手く固まらなくても、まだ使い道はあります。

マカロンとしては使えなくても、別のお菓子に生まれ変わらせることができます！

焼き上がったマカロン生地をさらに焼いて、ラスク風にアレンジできます。

オーブンシートにのせたまま、150℃で約15分間再び焼き、サクサクに乾燥させましょう。

焦げそうになったらアルミホイルで覆ってください。
外はサクサク、内は少し柔らかい状態が理想です。

もっと美味しくしたいなら、焼く前に溶かしバターを塗って、グラニュー糖を振りかけるのがおすすめです。また違った食感になりますよ♪

焼きあがったマカロン生地から、新しいクッキーを作ることもできます。
いくつかの追加材料を使って、まったく新しいお菓子を作り出すんです。

★参考レシピ★
失敗マカロン捨てないで！クッキー by invitro
少し手間はかかりますが、「わざとマカロンを失敗させたくなるほど美味しい」と言われることも。ぜひ試してみてください。

マカロンの生地が柔らかすぎる原因と、その対策について、お伝えしました。

・マカロン生地がゆるい一番の原因は、マカロナージュという工程で生地を混ぜ過ぎることです。

・生地が十分に固まらない場合、残念ながらそのままでは使えなくなります。
そのまま焼いても、影響が出てしまいます。

・生地が柔らかい場合には、焼いた後にラスクやクッキーのような他のお菓子に作り変えることがおすすめ。

マカロン作りは難しいとされていますが、生地が柔らかくなってしまっても、その生地を使って別のお菓子を作ることができます。

だから、マカロン作りで失敗しても、それが無駄になることはありません。

この経験を生かして、マカロン作りに再挑戦してみるのも良いでしょう。