秋の味覚、さつまいもを使ったスイートポテト
おうちで作ってみると、なんか生地が緩くない!?と、思った経験がある方も多いかと思います。
今回は
・生地が緩くて成形できない時のコツ
・生地が緩い原因の追求
・失敗せずにスイートポテトを作る方法
・そしてゆるゆるでどうにもならないスイートポテトのアレンジレシピ
をご紹介して行きます!
生地が緩くて成形できない!対処法は?
そんな時は、片栗粉を少量ずつ入れてみましょう。
片栗粉が水分を吸って、ツナギの役割を果たしてくれます。
まずは大さじ1ずついれてみて、それでも緩い時は大さじ半分ずつ入れてみてください。
スイートポテトの生地が緩い原因とは
そもそも、どうして生地が緩くなってしまうのか?
それはズバリ
さつまいも自体の水分量
が、関係しているんです。
さつまいもにも種類がありますが、しっとりとした食感のさつまいもにはたくさんの水分があり、ホクホクとした食感のさつまいもは水分が少なめです。
そして同じ品種でも収穫した後の保存状態や、収穫してからどのくらいの時間が経過しているかによって水分量もそれぞれ変わってきます。
これが生地が緩くなったりパサパサになってしまったりする原因なんですね。
みなさんの作り方が間違っている訳では無いのでご安心ください(*^^*)
手作りスイートポテトを失敗なく作るには?
上記した通り、さつまいもの水分量の調整がとても大切です。
なので、さつまいもの加熱方法に注意すると失敗する確率がグンと減ります!
さつまいもの水分を飛ばす加熱方法でオススメなのは
電子レンジ加熱をすることです!
たっぷりのお湯で茹でたりすると、水分が多くなってしまって緩くなってしまうので、注意が必要です
電子レンジを使って加熱する場合の目安は、
さつまいも300gに対して大さじ2の水をいれ、ラップをして600wで4分
まだ固いようであれば、約1分ずつ加熱して様子をみてくださいね。
そうすることで、さつまいもに余計な水分を吸わせずに、美味しいスイートポテトを作ることができます♪
ゆるゆるスイートポテトを違うお菓子にアレンジ!
さつまいもが何をやってもどうしてもゆるいまま…。
でも落ち込むことはありません!!
もういっそ違うお菓子、お料理へ大変身させてしまいましょう!
ゆるくなってしまっても、とーっても美味しいお菓子やお料理に変身することが可能ですよ♪
ここでは、簡単!大変身レシピをご紹介します!
スイートポテトパイ
緩くなってしまった生地
冷凍パイシート 適量
卵黄 1〜2個
<作り方>
1.冷凍パイシートを少し解凍し、1枚をそれぞれ4等分する。計16枚のうち半分の8枚に切込みを入れる。
2.切込みの入ってないシートに、スイートポテトの生地を乗せる。
3.切込みを入れたシートをかぶせる。周りをフォークで押さえくっつける。
4.鉄板にクッキングシートをしき、5をならべたら、卵黄をハケで塗る。
5.220度で10分、180度に下げて15分焼く。
〜完成〜
スイートポテトパンケーキ
緩くなってしまった生地 150g
小麦粉 50g
ベーキングパウダー 5g
牛乳 適量
砂糖 適宜
<作り方>
1.緩くなってしまった生地に小麦粉とベーキングパウダーを振るい入れ、お好みで砂糖を入れる。
2.牛乳を、ホットケーキの生地ぐらいになるまで入れて混ぜる。
3.紙を敷くかバター(分量外)を引いたパウンド型に流し、型を軽く落として空気を抜く。
4.200℃のオーブンで40~50分、焼き色が付くまで焼く。
〜完成〜
スイートポテトグラタン
緩くなってしまった生地 250g
バター 適量
ニンニク 2分の1かけ
牛乳 100cc
生クリーム 150cc
塩こしょう 適量
プロセスチーズ 適量
粉チーズ 適量
<作り方>
1.グラタン皿にバターを塗り、にんにくの切り口をすり込む。
2.緩くなってしまった生地と牛乳、生クリームを入れて塩、こしょうをふる。蓋をして弱火で5分煮る。
3.2をグラタン皿に入れ、プロセスチーズ、粉チーズをかけて180℃のオーブンで30分焼く。
〜完成〜
どのレシピも緩かった生地がとっても美味しく出来上がる魔法のレシピです!
もうダメだ、どうにもならない。と思う前にこのアレンジレシピを是非試してみてくださいね♪
まとめ
さつまいもはお料理にもお菓子にもなれる最強の材料です。
失敗しても焦らずに、試行錯誤して美味しい一品に是非とも仕上げてみてください(*´﹀`*)