大根を料理した後、皮が沢山残ってる。なんてことありますよね。
大根は皮も美味しく食べる事が出来るんです。
栄養もある大根の皮を捨てるなんてもったいない。
大根を愛してやまない私が、大根の栄養や大根の皮ごと食べるレシピも紹介します。
大根の皮のおかげでお腹もすっきり、健康な毎日を送りましょう。
大根の皮は食べられる?NGな場合は?
大根の皮は食べられます。
たくあんや切干大根など、昔は皮つき大根で作られていました。
煮物も皮つきで食べられますが、皮がないほうが味がよくしみて食感もいいんですよね。
歯ごたえのある大根が好きな方は、皮つきで作って食べてもいいんですよ。
しかし皮に黒いポツポツした斑点があったら、それは黒カビです。
黒カビは身近なカビで食品にも生えやすいカビですが、この場合は皮を食べるのは止めましょう。
皮にだけ黒いポツポツがある場合でも、カビは深いところまで根を伸ばしています。
見えてなくてもその大根は食べない方がよいです。
大根の皮ごと食べられる調理法
大根丸ごと皮つきで調理する方法もありますが、今回はあえて大根の皮のみのレシピを紹介します。
大根の皮のみのレシピ
大根の皮のきんぴら
大根の皮 150g
唐辛子 1本
ゴマ油 小さじ1
しょう油・砂糖 大さじ1
酒 大さじ1/2
【作り方】
- 大根の皮を繊維に沿って5mmくらいの拍子切りにします。
(おでんで切り取った後の皮が厚みもあってよいです) - 唐辛子は水に漬けて中の種を取っておきます。
しょう油・砂糖・酒は混ぜ合わせておきます。 - フライパンにごま油を敷いて温め、大根の皮と唐辛子を炒めます。
- 大根に透明感が出てきたら、混ぜ合わせておいた調味料を回しいれて調味料がなくなるまでしっかり炒めます。
仕上がりにお好みでゴマを振っても香りがあっていいです。
大根チップス
大根の皮 適量
揚げ油 適量
【作り方】
- 大根の皮を一口大にカットします。
- 水分をさっと拭いて、揚げ油でカリカリになるまで揚げます。
- 仕上げにさっと塩を振って出来上がり。
中火でじっくりと揚げるとカリカリになって美味しいですよ。
その他、味噌汁の具にしたり千切りにして炒めものに使っても美味しいです。
大根の皮の栄養価
一般的に、野菜は皮の近くに栄養が豊富に含まれています。
大根の皮だけに含まれるわけではありませんが、皮も一緒に食べる事でより多くの栄養を摂ることができます。
ビタミンP
ビタミンCの吸収を助けるビタミンに似た存在のビタミンPが皮に含まれています。
大根おろしを作る時は、皮ごとすりおろすとビタミンいいでよ。
カルシウムや葉酸も、皮付き大根に多く含まれています。
食物繊維
第6の栄養素と言われる食物繊維が豊富な大根の皮。
消化吸収されない食物繊維ですが、便通を整えて便秘を防ぐ効果があるので、便秘気味の人にはぴったりです。
また脂質や糖、ナトリウムなどを吸着して、体外に排出してくれるので、肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病の予防にも役立ちます。
長持ちする大根の保存方法!冷凍はできる?
旬の時期なら、美味しい大根が丸ごと1本で安く売られています。
常温保存の仕方
丸ごと買ってきた大根は、涼しい場所で常温保存ができます。
大根の葉を切り落として、乾燥しないように新聞紙などにくるみ、立てて保存しましょう。このままなら一月くらい保存できます。
カットして保存する
大根をカットした場合は、全体をラップでしっかりと包んで立てて、冷蔵庫に保存します。
これなら1週間くらい保存できます。
いちょう切りや輪切りなど、使いやすいようにカットした場合は、密閉できる袋に入れて、冷蔵庫で2.3日くらい保存できます。
冷凍保存も可能
もっと保存したい場合は冷凍しましょう。
味噌汁に使うなら、短冊切りやいちょう切り。
煮物に使うなら輪切りにして、そのまま冷凍庫へ。
冷凍することで大根の繊維がこわれて、そのまま調理すると短時間で味がよく沁みて美味しいです。
冷凍庫なら、一月程度保存ができます。
使う時は解凍せず、凍ったまま使いましょう。
繊維が壊れているので、サラダなどの生食には向きませんが、煮ものにおススメです。
大根おろしにして冷凍
大根おろしにしてから冷凍することもできます。
すりおろして保存袋に入れます。
その時に割りばしなどで筋をつけて凍らせると、使う時にそこからポキッと折って使うことができます。
少しずつ使いたい場合は、製氷皿で作ってもいいですね。
昨晩仕込んだ大根おろしのブロック出来た♪
ジップロックに入れ替えて冷凍庫へGo♪ pic.twitter.com/ftwgutUw1J— Boss@Archrival (@ArchrivalJP) May 24, 2017
まとめ
大根は皮も美味しく食べられます。
栄養豊富で保存も聞く大根。
たくさん食べて元気な毎日を過ごしましょう。