ネットやYoutubeなんかでクッキーのレシピを検索すると、とっても可愛くて美味しそうなレシピがたっくさん出てきます!!
でも、いざ自分で作ってみると
あれ・・・?なんだか生地がゆるい気が・・・?レシピ通りに作ったはずなのに、どうして???
クッキーを作ったことがある方ならば一度は経験したことのある、「クッキー生地がゆるくなってしまう」ことについて
・何が原因なのか?
・どうすればゆるくならないのか?
という、クッキーを作るときの悩みを分かりやすくまとめてみました。
クッキー生地がゆるくてベタベタ…どうすればいい?対処法や注意点
一般的なクッキーの材料は、小麦粉・砂糖・卵・バターです。
粉と混ぜたときに水分・油分が多いと、どうしても生地はゆるくなってしまいます。
しっかりと計量して混ぜたのに、生地がゆるくなってしまった…
そんなときどうすればいいのかをご説明します。
生地を冷蔵庫で冷やす
クッキーの生地がゆるくてベッタベタになってしまったときは一つにまとめて、ラップなどで包んで冷蔵庫に入れてください。
それでも、まだまだ生地がゆるくて型抜きなんて出来ない…っていうときは、クッキー生地を棒状にした状態でラップに包んで冷凍庫で冷凍しましょう。
ゆるすぎてまとまらない時
冷やす前にまずラップに包める状態じゃないよ…
ゆるすぎてまとまらないよ…
という方は、粉の分量が少ないかもしれません。
そういう場合は少しずつ小麦粉を足してみましょう。
小麦粉を入れすぎてしまうと、今度は逆に粉っぽくなったりしてしまうので、必ず少量ずつ足してみましょう。
クッキー生地がゆるくてまとまらない原因は?
クッキーの生地がゆるくなってしまう原因として考えられるのは、3つあります。
①生地の水分量が多い
②生地の温度が高い
③生地を休ませる時間が不十分
この3つが、主に生地がゆるくなってしまう原因と考えられます。
じゃあ、どうすればゆるくならずに済むの?
てことで、説明していきますね♪
①生地の水分量が多い
しっかりと計量をしたはずなのにどうして…?と思われる方もいらっしゃると思います。
では、どこで水分量に誤差がでるのでしょうか?
なんと、その答えは卵です。
卵にはS・M・Lサイズやサイズの不揃いのものなど、お店で売られている卵には大小の差があります。
なので、レシピに記載されている想定の卵のサイズより大きな卵を使ってしまった時に、水分量が多くなってしまう…
生地がゆるくなってしまうという状態になるのです。
その結果、生地がゆるい状態になってしまい、まとまりにくくなるのです。
まさか卵のサイズが原因だったとは…
私自身も盲点でした。
②生地の温度が高い
クッキーを作ったことのある方なら、レシピに記載されている「バターは室温に戻しましょう」という文言を、一度は目にしたことがあると思います。
実はこの行程がクッキーを作る上でとっても大事な部分なのです!
私自身もクッキーを作る時に、いつもバターを冷蔵庫から出しておくのを忘れていて、時短でレンジでチン!なんてことしちゃいます。
すると生地はべったべたでまとまりにくく……
という失敗をしたことがあります。
なので、しっかりとバターは冷蔵庫から取り出して室温に戻しておくことが、とっても大切なのです!!
他にも、
・部屋の室温が高すぎる
・何度も生地を触ってしまう
・使用する器具の温度が高い
・作業する時間が長い
なども生地の温度が高くなってしまう原因になるので気を付けましょう!!
③生地を休ませる時間が不十分
クッキーを作る時に生地を冷蔵庫に入れる行程があると思います。
なぜ冷蔵庫に入れるのか・・・
それは、
・小麦粉に含まれているグルテンという成分を落ち着かせることで、焼き上がりのサクサク感を出すため
・生地の水分を均一にすることでムラをなくす
・生地を冷やしてあげることでゆるくならずに型抜きしやすい
といった理由があります。
生地を休ませる時間が短いと、上記の効果を得られずに生地がゆるくなってしまうということです。
クッキー生地がゆるいまま焼くとどうなる?仕上がりは?
クッキーの生地がゆるいまま焼くとどうなってしまうのか?
まず、生地がゆるいと型抜きもできません。
かわいいハートのクッキーや星の型抜きもできずに、絞りクッキーなんかにすることになります。
仕上がったクッキーもサクサク感はなく、ソフトクッキーよりも柔らかく、何とも言えない仕上がりってことになってしまいます。
今回説明させていただいたことに気を付けて
愛情たっぷりの手作りクッキーを作ってみてください!