自家製梅酒は5月頃に作るのが適しています。
作った梅酒をいったいいつから飲めるんだろう?と気になる方も多いのではないかと思うのですが、梅酒は最低でも3ヶ月は寝かせてください。
梅酒ならではの風味とまろやかが増して美味しくなるには、1年程かかります。
ここでは、
・梅酒はいつから飲めるか
・梅酒の熟成期間や飲み頃サイン
・梅酒の梅の実が食べられるのはいつから?
・梅酒の保存期間と方法
・梅酒を作る時期と作り方
これらについて書いています。
梅酒はいつから飲める?熟成期間はどれくらい必要?
自家製梅酒は、作ってから最低でも3ヶ月はお酒につけておきましょう。
3ヶ月くらいから飲むことはできますが、まだアルコール独特の匂いが残っています。半年くらいつけておくと、梅酒ならではの風味とまろやかさが出てきて美味しくなってきます。
1年後くらいから、更にまろやかさがが増して美味しくなると言われています。
梅酒の飲み頃サイン
飲み頃のサインは、3〜4ヶ月経過していること。
無色のホワイトリカーや焼酎がだんだん琥珀色に変わってきていると、梅の風味が移っています。
梅の実にシワができてきた頃が、飲み頃の目安とも聞きますね。
梅酒の梅が食べられるのはいつから?
梅酒の梅の実の食べ頃は、カリカリとした食感を楽しみたい方は、つけ始めから4ヶ月以降です。
甘くて柔らかい方が好きな方は、1年ほど漬け込んだ後、取り出して食べるのがおすすめです。
【梅の実の食べ方】ご紹介♪
①種を取り除きミキサーで細かくした後、鍋で加熱して好みの甘さに調節してジャムにする。
②果肉を刻んで、焼き菓子やパウンドケーキに入れる。
③寒天を使って固める、寒天ゼリーに入れる。
④煮魚の臭みをとるために、煮るときに一緒に入れる。
いろんな食べ方、使い方があるので試してくださいね!
梅酒は一度作ったらいつまで飲める?保存期間と方法
梅酒は、基本35度以上のアルコール度数が高いもので作るので、腐りません。
賞味期限は「ない」と考えて良いです。
自家製で30年ものや35年ものの梅酒を飲まれている方もいます!
寝かせるほどに、まろやかな仕上がりになりますよ。
ただし、最初に作る過程と保管方法を守ることです。
腐る原因となるのは、主に水分です。
梅を洗った後の水分、保存用の瓶を煮沸消毒した時の水分を取り除きましょう。
また、汚れを取り除くこと。汚れは雑菌の温床です。
梅のヘタをキレイに取り除くことと瓶の消毒は必ずしておくことです。
また、梅の実は1年程で取り出した方が良いです。
好みの問題でもありますが、入れっぱなしにすると種の苦味が出てきたり、実が崩れてきて濁ったりします。
保存方法は、直射日光の当たらない冷暗所で保存しましょう!
もしツンとした酢のような匂いがした時は、腐っています。
フワフワしたカビが浮いている時も捨てましょう。
梅酒を作る時期と作り方
自家製梅酒を作る最適な時期は、5月〜6月半ばです。
梅の実の皮が固くて、実がしまっている青梅が適しています。
そのころになると、スーパーの青果コーナーにたくさんの青梅とホワイトリカーがずらりと並んでいますよね(*^-^*)
梅酒の作り方
・青梅 1Kg
・氷砂糖 700g〜1Kg(甘さはお好みで)
・ホワイトリカー 1Kg
①梅は洗う前に、黒いヘタを取り除く下ごしらえをします。
全て取り除いた後、ボウルに移して梅を洗い、水気をしっかり切ります。
②キレイな布巾で一つずつ丁寧に水気を拭き取ります。
ヘタの部分も水分を残さないように拭き取りましょう。
③保存瓶はきれいに洗ったあと熱湯消毒をします。
長期保存するので、汚れがついていては、雑菌が繁殖する元になるからです。
そして、瓶の中の水分もきれいな布巾で拭き取ります。
④梅と氷砂糖を順番に入れていき、最後にホワイトリカーや焼酎を注ぎ込みます。
⑤作った日付を書いたものを貼って、冷暗所で保存します。
使うアルコールについて
★焼酎ベースにした梅酒は、ダイエットにおすすめです。
★ホワイトリカーは、梅本来の味や風味を楽しむことができて、
とても飲みやすいです。
★日本酒ベースだと、まろやかな味で、程よい甘さがでます。
私は個人的に焼酎や日本酒が苦手なので、ホワイトリカーの梅酒が好きです!
飲む時は、水や氷で割るのも良いですが、炭酸水で割って飲むのも◎。
特に暑い時期は炭酸水をおすすめします!さっぱりとして美味しいですよ。
ぜひ、5月に向けて参考になさってください。