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布用ボンドのきれいな落とし方!はがし跡やシミが残ってしまった場合はどうする?

お役立ちメモ
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布用ボンドはほとんどのものが水性なので、水分や熱でふやかして落とすという方法がおすすめです。

無理やり剥すと生地がダメになってしまったり、破けてしまうこともあるので厳禁!

この記事では

・布用ボンドをきれいに落とす方法
・布用ボンドを落とすときにやってはいけないこと・注意点
・布用ボンドの剥し跡やシミが残ってしまったら

についてをまとめています。

布に付いたボンドを落としたり、はがし跡を取るのは、どの方法も根気がいります。
きれいに落とせるよう、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

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布用ボンドをきれいに落とすには

水(お湯)でふやかす

布用ボンドの原材料は『水性ウレタン』です。

大体の布用ボンドは『水性』なので、乾く前のものであれば、水またはウエットティッシュで拭き取ると取れます。ただし、すぐに作業したい時には向かない方法です。

乾いた後であれば、熱め(50~60℃)のお湯につけ数分おき、ふやかして端からゆっくりはがします。
熱めのお湯を使用しますので、ヤケドには十分注意しましょう。

アイロンをあてる

裏からスチームなしで温めます。
温度が高い状態だと粘着力が弱まるので、上からガムテープなどを貼ってすぐにはがすと、ボンドが服の繊維からはがれやすくなります。

スチームで取る場合は、蒸気のみを使用します。

ボンドをはがしたい部分にスチームを当て、冷めないうちにゆっくりとはがします。
完全にはがれるまで繰り返します。

『アイロンを使うなんて余計にくっついてしまうのでは?』と思う方もいらっしゃいますが、スチームをあてるだけなので安心して試すことがえできます。
特に手芸用のボンドは熱に弱いので、この方法がおすすめ。

アルコール(エタノール)を使用する

ボンドに含まれる『シリル化ウレタン樹脂』と呼ばれる成分は、エタノールで分解できます。

アルコール入りの除光液を使って歯ブラシでこする
除光液を含ませた布で叩く
アルコールが含まれている除菌シートで拭く

等の方法で簡単に取れます。

ベンジンを使用する

ボンドが付いている面にタオルを当て、逆からベンジンを含ませたタオルでポンポン叩きます。

実行する前に、切り落とした裾や目立たないところで、変色変質しないか確かめましょう。

ベンジンを使用する際は、ゴム手袋を着用することをおすすめします。

はがし剤を使用する

ボンドや接着剤をはがすために作られた専用のはがし剤があります。

こちらを使用する事で、布に付いたボンドを柔らかくして取れやすくします。

ですが、『布用』のものはほとんど出回っていないので、生地によってはシミのようになってしまったり、うまく剥がれない場合もあります。

もしこの方法を試すのであれば、余り布にボンドを塗布しその上からはがし剤を付け、布がどうなるかテストしてから行うようにして下さい。

クリーニングに出す

『もう自分じゃ取り切れない!』と思った時はお金を支払わなくてはいけなくなってしまいますが、プロにお願いするのも一つの手です。

ただし、接着剤は日時が経つにつれて取りづらくなってしまいますので、日が経ってしまっていたらプロでも完全に取り除くのはかなり難しいようです。

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布用ボンドを落とす時の注意点

テストをしてから行うこと

除光液、アルコール、ベンジン、はがし剤に該当します。

布の種類や色柄もの、色落ちしやすい素材に使用してしまうと、色が抜けてしまう可能性があるのです。必ず余り布や目立たない箇所で試してから、実行してください。

無理やり引っぱるのはダメ!

布用接着剤は強力なものだと、布を溶かして貼り付けているいる状態ですので、無理に引っ張ってもとれません。
それどころか、生地をダメにしてしまう可能性が大!

はがすことに成功しても生地が伸びてしまう、破けてしまうこともあるのでやめましょう。

布には消しゴムは不向き

プラスチックなどについた接着剤を取る方法として知られていますが、布でやることはおすすめ出来ません。

布はこすってはがそうとすると、摩擦熱の影響で生地が伸びてしまいます。
力も入ってしまうため、最悪破けてしまいますので、こちらもやらない方が良いです。

布用ボンドのはがし跡が残ってしまった場合

はがし跡が残ってしまった場合は、潔く諦めるorリメイクをすることをおすすめします。

例えば、裾上げに失敗してしまった…という場合は、失敗した部分を切って、使えそうなら使ってしまいましょう(^^♪

大人用のものを失敗してしまったら、子供用にリメイクするのも一つの手です。
女性ものであれば、レースやワッペンで隠すのもいいですね。

布用ボンドのシミの取り方

布ボンドは大体が水性のものですので、お湯につけてしばらくおくと、白くなります。

一旦白くなったものを揉み洗いすると、シミが取れる、もしくは目立たなくなります。

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まとめ

裁縫にも便利な布用ボンド。
針と糸を使わずに小物が作れる。便利なアイテムです。

とても便利なのですが、失敗してしまった時が一番困りますよね。

布用ボンドは元々はがさないことを前提に作られていますので、使用の際は慎重に行ってほしいと思います(*^^)

 

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