今年は感染症の影響もあり、夏場もマスクを付けなければいけない場面が多く出てくるかと思います。
暑い時期のマスクは蒸れるし息苦しいし不快感が大きいですよね。
少しでも快適にマスクをするにはどうしたら良いか、今回はその対策をご紹介します。
夏のマスクの暑さ対策
マスクは花粉症、黄砂、PM2.5の対策にも役に立つアイテム。
それに加え、喉の乾燥を防いだり紫外線から肌を守ったりしてくれるため、近年では夏場の使用も増えてきているんです。
それに伴って数年前から「夏用マスク」として涼しさや蒸れへの対策が施されたマスクも販売されていますが、今年はさらに販売が増えそうですね。
夏用マスクは、
● 通気性がよく涼しい
● UVカット加工がされている
などの特徴があります。
使い捨てタイプは薄型で通気性の良いタイプを選ぶのがおすすめ!
「超快適®マスク 息ムレクリアタイプ」
口元側にガーゼを使用しているため、風通しが良いだけでなく肌に優しいのが特徴です。
「息らくらく超絶さわやか」
息がしやすい薄型マスク。スポーツ時にもおすすめです。
「ビースタイル UVカットマスク」
紫外線防止加工がされたマスク。頬をしっかりカバーしてくれます。
布マスクは生地選びがポイント!
布タイプのマスクは洗って繰り返し使えます。
接触冷感素材を使ったマスクは、触るとひんやりとした感じがするので快適度が増しそうです。
プリーツマスクよりは立体マスクの方が息苦しさを軽減できます。
最近ではマスクを手作りする方も多いかと思います。
夏用のマスクを作るのにおすすめの生地は、
● アイスコットン
● ダブルガーゼ
です。
どちらも吸湿性と速乾性に優れています。
アイスコットンは接触冷感素材です。
ダブルガーゼは通気性があり、柔らかいのでつけ心地が良いです。
私はダブルガーゼのマスクを通年使用しています。
敏感肌の人でも使えるのが嬉しいですね。
マスクを快適にするために
さらにマスクを快適にするために以下の対策があります。
アロマオイルを使う
・ハッカ
・ペパーミント
・シトラス
・ユーカリ
これらのオイルはスーッとした清涼感を感じる効果があります。
ハッカ油は虫よけや消臭、除菌効果もあっておすすめです。
アロマスプレーを作ってマスクの外側に1回スプレーすればOKです。
・アロマオイル 10滴まで
・無水エタノール 5ml
・精製水(飲用水で代用可) 25ml
・スプレーボトル
【作り方】
オイルを無水エタノールに入れて混ぜる。その後、精製水を加えて混ぜたらボトルに入れる。
アロマオイルの原液をマスクに垂らして使用するのは、肌への刺激などが心配されるので控えましょう。上記の中でペパーミントやユーカリは肌への刺激が強いとされています。
無水エタノールなどが手に入らない場合はコットンにオイルを1滴垂らし、マスクの外側にトントンと付着させる方法もありますよ。
日傘・帽子を併用する
最近では男性用の日傘にも注目が集まっていますよね。
遮光加工された日傘は体感温度が-10度にもなるとか。もちろん汗の量も減ります。
日傘を選ぶ際は紫外線カット率だけでなく遮光率も気にしてみてくださいね。
「日傘 折りたたみ傘」
紫外線99%カット、高い遮光率、晴雨兼用の折りたためる日傘です。シンプルなデザインで男性の使用にもぴったりです。
帽子は360度ツバがあり、さらにツバが広いものを選びましょう。
メッシュや速乾性のある素材で色の薄いものが良いです。
毎年夏は子どもに麦わら帽子を被らせていますが、通気性バツグンなので熱中症予防に効果的です。
冷却グッズで体温を下げる
冷却グッズを使ってリンパ節を冷やすことで効率的に体温を下げることができます。
リンパ節には首の後ろ・左鎖骨下・脇・太ももの付け根・ひざ裏がありますが、特に首を冷やすのが効果的です。
首にまくだけのネッククーラー、叩くだけで冷やせる瞬間冷却パック、冷却スプレー、冷感機能素材が使われているクールタオルなど、冷却グッズは多く出回っていますね。
手元にグッズがないけど、すぐ冷やしたいという時には冷えたペットボトルを首にあてるだけでも効果があります。
私は夏場は凍らせたペットボトル飲料を持ち歩くようにしています。タオルを巻いて体に当てて冷やすこともできますし、溶けてきたら飲むことができるので便利ですよ。
マスクはこまめに外す
私は去年からダブルガーゼマスクを夏場にも使用しています。
通気性や吸湿性に優れているとはいえ、ずっとつけているとさすがに暑い…。
いつもなら何も気にせずマスクを外せば良いのですが、感染予防のためにマスクを着用している場合はそうはいかないですよね。
そんな時は周りに人がいない場所に行って、マスクを外しましょう。
さらにマスクをしていると喉の渇きに気付きにくい傾向があります。マスクを外した時には水分補給も忘れずに。
熱中症予防には2、3時間に1回、水分を300ml飲むと良いそうです。
【夏マスク】汗をかいて不快な時の対策やおすすめグッズ!
暑い日にマスクをしていると蒸れて汗をかきやすくなりますよね。
汗っかきの人にはとても深刻な問題だと思います。
顔の汗をなんとかしたい時はどうすれば良いでしょう。
携帯扇風機
近年ブームになっている携帯扇風機。
USB充電ができたり、首掛けが出来たりと様々な機能のある商品が販売されています。
ミストが出るものだと清涼感もアップしますよ。
「クイッククール」
ミストが出るタイプの携帯扇風機。使用後すぐ冷却効果を感じることができます。ファンが柔らかいのでお子さんが使う場合も安心です。
「携帯扇風機」
USBで充電が出来、最大35時間も使用が出来ます。首掛けが出来るので両手を使えて便利です。
顔用の汗拭きシート
汗のベタベタやニオイを拭き取ってくれる顔用の汗拭きシート。
汗によるべたつきをふきとって、心地よいクール感を得ることができますよ。
ボディ用は刺激が強いものがあるので、顔には使わないよう注意してくださいね。
「ビオレ メイクしたままさっぱりシート ひんやりミント」
あぶらとり面が顔のテカリをおさえ、ウェット面が顔のほてりをしずめスッキリさせてくれます。メイクしたまま使えるので外出先でも使えます。
「キュレル スキンケアシート」
天然コットン100%・天然保湿成分配合の汗拭きシート。 デリケートな肌にも使用できます。爽快感はやや少なめですが、優しい拭き心地です。
ガーゼやティッシュを挟む
マスクの内側にティッシュやウェットシートを挟んで使うだけで快適に。
鼻にかぶらないように挟みます。
汗をかいた時に気になるのがニオイではないでしょうか。
汗はかいてすぐは無臭。かいた汗を放っておくと雑菌が繁殖してニオイが発生します。汗をかいたらこまめに拭き取るのがおすすめです。
汗を拭く際、乾いたハンカチやタオル等では汗のニオイ成分は取れません。汗拭きシートや濡れタオル等を使いましょう。
私も子どもがとにかく夏場は汗をかくので、お出かけする際は濡れたタオルをジップロックに入れて持っていったり、水を入れたペットボトルを持ち歩いてハンカチに浸して使ったり飲み水にしたりしています。携帯扇風機は遊び道具にされてしまう事もありますが、汗がすーっとひくのでやっぱり手放せません。
【夏マスク】蒸れ対策やおすすめグッズ
私はマスクに保湿効果を期待していたのですが、実際は肌トラブルの原因になる可能性があるんだそう。
マスク内は呼吸による蒸れで肌の水分が蒸発しやすい状態。なので実は肌は乾燥しているんです。
さらに暑さで汗をかきますよね。汗をそのままにしておくと吹き出物の原因にもなってしまいます。
肌トラブルを減らすためには、どんな蒸れ対策が必要でしょうか。
こまめに外す
暑さ対策でも触れましたが、長時間マスクをつけたままだとマスク内の温度が上がり蒸れの原因に。マスク内の温度が上がっているなと感じたらマスクを外しましょう。
また、マスクを外した際は保湿をすると良いでしょう。
ガーゼをはさむ
不織布マスクは蒸れやすい傾向があります。
不織布マスクの蒸れ対策として、ガーゼをはさむのが効果的です。
ガーゼはマスクと同じぐらいの大きさのものを何枚が用意し、ガーゼが湿ってきたタイミングで交換します。不織布の肌への摩擦刺激も減り、肌トラブル防止にも。
不織布マスクはなるべく定期的に新しいものに交換する
衛生面から考えると不織布マスクは外すたびに新しいものに交換するのが理想的です。
少なくとも1日1枚ほどの使用が良いでしょう。
蒸れにくい和紙マスクを使ってみる
和紙は高い抗菌効果があり、吸水性・速乾性に優れています。そんな和紙をで作ったマスクは蒸れにくく夏場も快適に着用できます。洗って繰り返し使えるのが嬉しいですね。
「和紙立体ニットマスク」
https://www.makuake.com/project/sugatalabo-mask/
水分や汗を吸収して外へ吐き出す素材を使っているので通気性に優れています。
ストレッチ性があるので顔に自然にフィットしてくれます。
「和紙100% 洗える立体マスク」
https://callkimono.base.shop/items/27632937
和紙は洗うほど抗菌効果が高まるんだとか。ノーズワイヤーが入っているので鼻にフィットします。男性にもおすすめのデザインです。
また、マスクによる肌トラブルを予防するためには、
・肌あたりの良いマスクを選ぶ(天然素材がおすすめ)
・優しく洗顔を行い、まめに保湿する
・顔のサイズに合ったマスクを選ぶ
など、肌への刺激や摩擦をなるべく少なくする工夫をしましょう。
まとめ
これからますます暑くなってきますね。
感染症予防のために暑い中でもマスクをつける場合は、日傘の利用やこまめな水分補給で熱中症に気を付けましょう。
マスク内は乾燥しやすいため保湿や洗顔はいつも以上に丁寧に行うと肌トラブルを防ぐことができます。
暑さ対策を万全にして、少しでも快適に過ごせると良いですね。