ケトルで白湯を沸かすことの大切さと、その方法について紹介します。
白湯を飲むことで体が温まったり、冷え性が改善されたりすることはよく知られています。ただ、いちいちお湯を沸かして冷ますのは面倒くさいですよね。
そこで便利なのが、さっとお湯を沸かせるケトルです。
けれど、ケトルで作った白湯が普通に沸かした白湯と同じ効果があるのか、疑問に思う人もいます。
結論から言うと、白湯を飲むことで体が温まるので、ケトルで沸かしたお湯を飲んでも意味があります。
ただし、水道水の塩素など不純物の問題は別としてあります。
この文章では、不純物を除く方法や、
・白湯を正しく準備するコツと注意点
・白湯を飲むベストなタイミング
などをわかりやすく説明していきます。
最後まで読んで、役立つ情報を手に入れてくださいね。
白湯をケトルで作ると効果がなくなる？
普段、白湯は鍋ややかんを使って沸かすことが多いですが、ケトルを使っても似たような効果が得られます。
すでに少し触れたように、水に含まれる不純物は気になるところですが、お湯を飲むことで体が温まるという点に大きな差はありません。
ここでは省略しますが、白湯を飲むと体温が上がり、胃腸の働きが良くなったり冷え性が改善されたりする健康上のメリットがあるとされています
（ただし、期待しすぎは禁物です）。
白湯と普通のお湯の違いは、沸騰させたかどうかです。
お湯といえば、40度以上の温度の水ですが、白湯は一度沸騰させたものを指します。
※一般的には、「5分～10分沸騰させたお湯」が白湯と呼ばれます。
沸騰して5～10分たつと、水道水の塩素や不純物が分解されるのです。これにはトリハロメタンなども含まれます。
心配するほどではないとも言われていますが、これは個人の判断によります。
ケトルの場合、沸騰後に自動で電源が切れる製品が多いですが、不純物を含まない水を使えば問題ないと考える人もいます。ミネラルウォーターや浄水器で処理した水なら、ケトルで沸騰させても大丈夫です。
不純物が少ない水を使う場合、ケトルでの白湯作りは非常に便利という結論です。
不純物が少ない水の使用については、ミネラルウォーターが確実ですが、経済的には定期的なカートリッジ交換が必要な浄水器の水がおすすめです。
白湯を作る基本とケトル選びのコツ！
ガス火を使って白湯を作る方法をご紹介します。
基本的にはお湯を沸かして冷ますだけなので、簡単です。
白湯の作り方
飲む量と蒸発する分を加味して水を入れましょう。
蓋をしない方が蒸発が促されるそうですよ。
10分ほど沸騰させるのが良いとよく言われていますが、5分でも不純物を取り除く効果はあります。
より安全を求めるなら10分間加熱するのがおすすめです。
火を止めたあと、夏場は20～25分、冬場は30分ほど放置するとちょうど良い温度になります。
温度を早く下げたいなら、冷たい容器に移すのを繰り返すといいですよ。
日本茶を淹れる時に使う技ですが、他にも役立ちます。
これが白湯を作る基本的な方法です。簡単ですね！
ケトルを使う場合も、ミネラルウォーターや浄水器で処理した水を使って沸騰させて冷ますだけで、基本は変わりません。
少しコストはかかりますが、時間の節約になります。
水道水を使うなら「カルキ抜き機能」が付いたケトルがおすすめです。
価格は少し高めですが、象印の丸みを帯びたデザインと信頼性の高さが魅力です。
CK-AX10モデルは、沸騰後2分30秒沸騰を続けることで約75％のカルキを除去する機能がついています。
さらに、「蒸気レス構造」やコーヒーを淹れるのに便利な「ドリップモード」も装備。
使い勝手が非常に良いです。
象印が私のお気に入りのメーカーであることもあり、このケトルを特に推薦します。
製品ページをチェックしてみてくださいね♪
白湯を飲む最適なタイミング！
これから白湯生活を始めたい人に、白湯を飲むのに最適な時間帯についてアドバイスします。
基本的に白湯はいつ飲んでも大丈夫ですが、「朝起きたとき」と「寝る前」が特におすすめです。
朝に白湯を飲むと、体の中から活動が始まり、すっきりと目覚めることができます。
人によって差はありますが、体がポカポカして動きやすくなる感じがします。
味に変化をつけたいなら、ジンジャーパウダーやシナモンパウダーを少し加えるといいでしょう。
夜は、寝る前に白湯を飲むとリラックスできます。
体が内側から温まって、心も落ち着きます。
寝る前の白湯には、はちみつを少し加えるのがおすすめです。これでぐっと飲みやすくなります。
白湯の適量は、マグカップ1杯、約200mlが目安です。
一気に飲むのではなく、5～10分かけて少しずつ飲むと、より効果的です。
でも、飲み過ぎには注意しましょう。
お腹が不快になることもありますから、適量を守ることが大切です。
ケトルで白湯を作るメリットまとめ
この記事では、ケトルを使って白湯を作ることについて解説してきました。
普通に水道水から白湯を作る時は、10分間沸騰させることが基本とよく言われます。ですが、初めから不純物がない水を使えば、ケトルで沸かすのも効果的です。
アーユルヴェーダと少し違うかもしれませんが、体を温めることを目的とするなら、どちらの方法でも期待できる効果は同じです。
白湯を作るのが面倒で、結局飲まなくなってしまわないように、続けやすい方法を選ぶことが大事です。
ケトルで白湯を作るなら、ミネラルウォーターの利用がおすすめです。
コストを考えると浄水器が推奨されることが多いですが、初めての人は、コストパフォーマンスを考えてミネラルウォーターから始めるのがいいでしょう。
その時は、飲みやすい軟水を選んでくださいね！
皆さんがこの情報を参考にしてくれたら嬉しいです。
