べったら漬けは、そのカリカリとした触感とほんのりとした甘さが特徴ですね。
新鮮なべったら漬けを手に入れた時、一つの疑問が頭に浮かびます。
それは、この漬物を洗うべきかどうかです。
べったら漬けには独特のぬめりと、米粒のようなものがついていることがあります。
とても美味しいのですが、どのように扱ったらいいのか悩んでしまったので、今回調べてみました!
べったら漬けのお手入れ:洗うか洗わないか
べったら漬けはねっとりしていて、洗いたくなる気持ちは分かります。しかし、これには栄養も含まれているので、簡単に洗い流してしまうのはもったいないかもしれません。
結局のところ、洗うか洗わないかは、選択肢としてはどちらも大丈夫です。
洗うことを選ぶ人は、ぬめり感や米粒のようなものが気になるため、さっと水洗いするというのが多いです。不快な感じで食べるよりは、洗って食べた方が良いでしょう。
一方で、洗わないことを選ぶ人は、そのぬめりに栄養があると考え、水洗いすると味が薄れると感じることが多いです。
栄養を考慮するなら、洗わない方が良いかもしれません。
ただし、ぬめりが強い場合は、手でさっと払ったり、キッチンペーパーで軽く拭いても良いですよ。
結論としては、どちらの方法も正解です。
私自身、今までは軽く洗っていましたが、栄養面も考えて、次回は洗わずに試してみようと思っています。
べったら漬けのぬるぬるって何?
べったら漬けの特徴の一つが、そのぬるぬる感です。
このヌメリは、実は米麹が原因なんです。
麹を使うことで生まれる独特の粘りと甘味が、べったら漬けのこの質感を生み出しています。
また、漬物に付着している米粒のようなものも、米麹です。
あとでご紹介しますが、べったら漬けの作り方は、米と米麹を混ぜた麹床に漬け込んで作るんです。
手軽に作る方法としては、甘酒や塩麹を使うこともあります。
べったら漬けのぬるぬるは麹によるものなので、安心して食べても大丈夫です。
栄養価が高いため、多くの人は洗わずにそのまま食べています。
べったら漬けの保存期間
漬物は保存食として知られていますが、べったら漬けは味を重視しているため、長く保存するのは難しいです。
通常、べったら漬けの保存期間は約2~3日とされています。
これは賞味期限で、最も美味しいとされる期間ですが、期限を過ぎたからといってすぐに体に害があるわけではありません。
実際には少し長く持つこともあります。見た目や匂いが普通なら、私も食べてしまいますが、これは個人の判断です。
べったら漬けを水で洗うと、保存期間が短くなります。
食べる分だけ洗い、残りは密閉容器で保存するのがベストです。
余ったべったら漬けは、様々な料理で使ってみると良いでしょう。
サラダやおにぎり、チャーハンに加えるのもおすすめです。
いろいろなレシピで使って楽しんでください(*^^*)
べったら漬けの作り方
べったら漬けを作る手順は以下の通りです。
1.大根の準備
大根を塩水に浸し、重しをして2日間置く。
取り出したあと、1〜2時間干す。
2、漬け床の作成
炊飯器を使い、米こうじをほぐします。
それに約60℃くらいの水とみりん、そして砂糖を加えてよく混ぜます。
炊飯器を保温設定にし、布巾をかけた状態で2時間放置します。
とろりとして甘くなったら、漬け床の準備は完了です。
3、本漬け
漬け床が冷めたら、清潔なポリ袋に移します。
初期漬けの大根の余分な水分を拭き取り、袋に入れます。外側から優しくもみ、空気を抜いた後、袋を閉じて冷蔵庫で2~3日間漬けます。
4、保存
大根を漬け床に入れたまま冷蔵庫で保存します。
美味しく召し上がれるのは、作成後2~4日以内です。
初めて作る方には、甘酒を使用する方法も簡単でおすすめだそうです。
ぜひ、挑戦してみてください。
まとめ
べったら漬けの洗うか洗わないかは、お好みで選んで大丈夫です。
ヌメリや米粒のようなものは米麹が原因なので、食べても安心です。
栄養を残したいなら洗わないで、気になる場合は軽く洗ってくださいね。
べったら漬けは保存性が低いので、なるべく早めに食べることがおすすめです。
もし余ったら、色々なアレンジレシピで楽しんでみてください。
カリカリと甘いべったら漬けは、私の大好きな一品です。