渋皮煮を買ったり、手作りしたけど、シロップが残ってしまうことってありますよね。
そのまま捨ててしまうのはなんだかもったいなく思ってしまうのは、きっと私だけではないはず・・・。
ここでは、渋皮煮シロップの再利用のアイデア5選と、シロップの保存方法と保存期間の目安をお伝えします。
美味しく渋皮煮を食べたあとのシロップまで余すことなく使いきって、渋皮煮を最後まで丸ごと楽しみましょう!
渋皮煮のシロップは何かに使える?再利用アイデア!
渋皮煮のシロップの再利用法を考えた時、どんなものが思いつくでしょうか。
そもそも、シロップを再利用するということを考える方はどれほどいらっしゃるのでしょうか。
再利用するとしたら、
甘いからお砂糖の代わりになりそうかな?
そのまま飲んでみても美味しいかも?
人によってアイデアはさまざまあるかと思います。
ここでは、私のおすすめの再利用アイデアをご紹介しますね♪
渋皮煮のシロップ再利用①飲み物に入れる
まず1つめは、飲み物に入れることです。
すごくお手軽ですよね~。
コーヒーや紅茶などに入れるだけです。
渋皮煮のシロップなので、ほんのり栗のフレーバーで、いつもとは違う味わいが楽しめますよ。
ホットミルクに入れるのも、おすすめです。
マロンミルクなんて、ちょっと優雅なかんじがしませんか?
渋皮煮のシロップ再利用②料理で使う
2つめは、お料理に使います。
煮物に使うのがおすすめですね!
砂糖やみりんとは違って、コクが出るように私は思います。
これも、渋皮煮のシロップならでは、でしょうか。
いつもの煮物よりも、より美味しい煮物に仕上がります。
色が気になる方がいらっしゃるかもしれませんが、京料理のような色味を気にするようなものでなければ、さほど気にする必要はありません。
ぜひ、肉じゃがやかぼちゃの煮物、筑前煮、煮豆など、いろいろな煮物に使ってみてください。
渋皮煮のシロップ再利用③スイーツやパンを作る
3つ目は、スイーツやパンなどに使うことです。
ケーキやクッキーなど、いつも使っている砂糖の代わりにシロップを使います。
これまたほんのり栗風味になり、栗好きにはたまりませんね。
シロップだけではなく栗の実も入れると、栗感が強くなり、より一層美味しくなります。
パンやマフィンなどはこうすると、食べ応えもあります。
あと、プリンを作るときのカラメルソースにも使えます。
いつもお砂糖を使うところをシロップに変えるだけです。
たったこれだけで、マロンプリン風になりますよ。
渋皮煮のシロップ再利用④また渋皮煮を作る
4つ目は、またあらたに渋皮煮を作るときに使います。
作るときは、シロップの濁りをとるためにいったん濾してから使うことをおすすめします。
こうすることで、余りがちなシロップを有効活用できます。
渋皮煮のシロップ再利用⑤ジャムにするのがおすすめ!
最後に5つ目、個人的に最もおすすめなのが、ジャムです!
えっ!?
シロップからジャムを作るの??
と思われる方もいるかもしれませんが、これがけっこう美味なんですよ。
一番のおすすめなので、簡単にレシピもお伝えしますね。
<材料>
渋皮煮シロップ:100ml
牛乳500ml
<作り方>
材料を鍋に入れ、とろみがつくまで煮ます。
吹きこぼれやすく、こげつきやすいので、火加減は要注意です。
弱火で混ぜながら煮詰めてください。
練乳のようにとろっとしたら完成です。
パンやスコーンにつけたり、フレンチトーストにかけたり、バニラアイスにかけてみても。
これを紅茶に入れてみても美味しいです。
お好みの使い方を見つけて、楽しんでください!
渋皮煮シロップの保管方法と保存期間の目安
渋皮煮シロップは、常温ではなく冷蔵庫で保管しましょう。
冷蔵庫だと、だいたい1~2週間ほど保存可能です。
このとき、保管するシロップを入れる容器を煮沸消毒するとより安心です。
ちょっと手間ですが、するとしないとでは安心感が違いますよ。
この他に、冷凍庫で保管することも可能です。
冷凍したら凍ってしまうのではないかと思われるかもしれませんが、渋皮煮には大量の砂糖を使います。
糖度の高いシロップであるため、冷凍庫に入れても凍りません。
なので、使いたいときにすぐに使えますし、しかも半年~1年くらい保存可能なので、おすすめです。
保存している間に、以下のような変化があった場合は食べずに処分しましょう。
・白く濁っている
・すっぱいにおいがする
・表面に白い膜がはっている
・味が変
シロップの保管の注意点は、渋皮煮の保管についても同様のことが言えます。
渋皮煮そのものを保管するときも、その際は煮沸消毒した瓶を使うのがとても重要です。
これを怠ってしまうとたった数日で腐ることもあるので、気をつけましょう。
まとめ
渋皮煮のシロップの再利用法、やってみたいなと思うものはありましたか?
おすすめしたもの以外にも、いろいろなものが考えられそうですよね。
レシピサイトを見たら、けっこうおもしろいものもあるかもしれません。
それを探してみたり、自分で開発してみたりするのも楽しいですね。
せっかく栗の味がしみ出た美味しいシロップなので、そのまま捨ててしまうのはとてももったいないです。
ぜひ、お好みのアレンジ法を見つけて試してもらえたらと思います。