地味ですがほっこり温かい湯たんぽ。
意外と今でも人気ですよね。
でも、直接肌に当ると低温やけどする可能性もあるので、カバーは必需品です。
専用の湯たんぽカバーでなくても家にある古着やタオルで代用することもできるので、いくつか紹介します。
湯たんぽカバーの代用になるもの
湯たんぽはあるのにカバーがない。
そんな時は、家の中をちょっと見渡してみましょう。
長袖フリースやセーター
着るにはちょっと…と思うような服でも、湯たんぽを包めば立派な湯たんぽカバーになります。
長袖なら、袖をくくれば湯たんぽが出る心配もありません。
タオル
ちょっと長めで、湯たんぽを包むくらいの大きなタオルがあればOK。
湯たんぽが出ないように全体を包んで、ひもなどで結べば湯たんぽカバーの完成です。
靴下
細長いタイプの湯たんぽなら靴下が便利です。
ハイソックスに湯たんぽを入れて、飛びださないように口を止めたら、もう湯たんぽカバーの完成です。
湯たんぽは熱くなっているので、タオルや服などは厚めの生地を使うようにしましょう。
低温やけどにならないように、湯たんぽを使うときはカバーをつけるのを忘れないように。
湯たんぽカバーは必要?
湯たんぽにカバーは必要です。
カバーがないと低温やけどする危険性があります。
熱さを急に感じない低温やけどは普通のやけどよりひどくなります。
40度くらいで3時間肌に触れたままにしていると、低温やけどになりやすいそうです。
肌の深い部分までやけどのダメージが残ってしまうので、肌がへんな色になったり、痛みを感じたら病院に行ってくださいね。
低温やけどしないためのカバーなので、薄い生地ではなくフリースやセーターなどの厚めの生地を選んでください。
湯たんぽカバーやカバーに出来そうなものがない場合は、早めに布団の中に湯たんぽを入れて布団を温めましょう。
寝る前に湯たんぽを出せば、低温やけどを起こす心配はありません。
湯たんぽカバーを自作する方法
とはいっても、やっぱり温かい湯たんぽと一緒に寝たいですよね。
カバーがないなら、服やタオルで包んだら湯たんぽカバーの代わりになりますが、ちょっと一工夫。
家にある物で自作してみましょう。
タオルでカバー
湯たんぽが入るくらいのタオルを二つ折りにして、左右を縫います。
上の部分を折り返して、紐が通る幅を残して縫います。
筒状の中にひもを通したら、湯たんぽカバーの完成。
紐を通すのが苦手な人は、スナップボタンなどをつけてぷちっと止めてもいいですよ。
タオルと風呂敷でカバー
縫うのが苦手な人は包んでしまいましょう。
厚手のタオルで湯たんぽをしっかりと包みます。
そのまま風呂敷の上に乗せ風呂敷で縛ります。
これなら、寝ている途中でも湯たんぽが脱走する心配はないですね。
古着でカバー
着なくなった服や、ちょっと傷んだ服でも湯たんぽカバーには使えます。
気に入りの柄が湯たんぽの真ん中に来るようにカットして、生地の周りを縫って袋状にします。
裾の部分に紐通しをつけたら立派な袋です。
裁縫が苦手な人は、首の部分だけ縫ってふさぎ、湯たんぽを入れて、長袖部分を紐代わりに使ったら、裾を縫う手間が省けます。
寝ている間にカバーから飛び出してしまわないように、しっかりと口を閉じられるようなサイズを選びましょう。
縫うのが苦手な人な、布用ボンドやテープで口をふさぐことができます。
これなら子どもでもできるので、気に入った生地で湯たんぽカバーを作るのも楽しいですね。
まとめ
これからの季節、湯たんぽの温かさが嬉しいですよね。
専用カバーがなくても家の中で気に入った柄の服やタオルを使ってカバーを自作してみましょう。
今夜はゆっくり寝れますよ。